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September 25, 2005

3日でワーグナー3本、延べ16時間の旅

3連休はずっと東京、横浜。
3日間でワーグナーを3本見てきた。
延べ16時間かかった。
先ほど帰ったところなので、まずは短評を。

23日、新国立劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
予想に反して、なかなかの出来。
まずは、レックの指揮と東京フィルの頑張りに拍手。
最後はへばったが、ザックス役がよかった。
演出は、最近の新国らしいあまりお金の掛かっていないシンプルなもの。
音楽の邪魔にならないのはいいが、もう少し何とかならないか。

24日、バイエルン国立歌劇場「タンホイザー」
すばらしいプロダクションで大満足。
歌手は、エリザベート役、ヴォルフラム役、タンホイザー役、領主役など、
皆、初日とは思えないほどの充実ぶり。
ただ、目玉ともいえるヴェーヌス役のマイヤー、
少々衰えが見えてきたのか、声に張りがない。
それでも存在感は一番感じさせてくれた。
メータ指揮歌劇場管弦楽団は期待はずれ。

25日、バイエルン州立歌劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
新しいプロダクションだが、これまた素晴らしい!
1幕は歌手、演出など不満の残る内容だったが
2幕、3幕と進むたびに演出が冴えわたり、
見事な、感動的なエンディングを迎えた。
3幕の5重唱は忘れられない。
天にも昇るとは、このこと。

24日は、森美術館で
杉本 博司「時間の終わり」を見てきた。
圧巻!!

それでは、詳細はまた後日。

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