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August 30, 2005

子どもの盗撮被害

やはり書かずにはいられない日経新聞の記事。
28日付、朝刊の「暮らしの悩み プロが答える」。

「最近、運動着姿の子どもの盗撮被害が起きていると聞いて、
母親仲間も皆、とても不安に感じている。
親や学校はどんなことに注意すべきか」
という読者からの質問。
回答したのは、安全生活アドバイザーのSさんという先生。
まとめると次のようになる。

「子どもの盗撮ビデオや写真などが売られているというのは事実。
特に女の子のブルマー姿が狙われている。
こうした卑劣な行動は、親と学校、近隣住民などが一体となって
断固阻止しなくてはならない。

まずは運動会の入場者の制限をすべき。
そして、事前に家族であることを証明する入場券を発行したり、
入場者に氏名や子どものクラス・名前を記入させたりする。
会場が見渡せる周囲の建物の屋上や階段、
あるいは個人の住宅などからも
望遠レンズで撮影されることがないように警戒して、
不審な場合はすぐに対応が取れるよう準備しておく。

家族が撮影したビデオは、第三者に渡ることがないよう、
撮影者すべてに約束してもらう書面を用意する。
友達同士でダビングすることもできるだけ制限する。
子どもの肖像権だけでなく、安全の面からも
この問題については、親やPTAが積極的に議論して、
厳戒態勢でのぞむべきである」

子どもの姿を盗撮した写真、ビデオ、DVDが
売買されているのは、子を持つ親としては決して許せない。
だからといって、この先生の言う対応は
あまりに過敏すぎるのではないだろうか。

首都圏と地方都市とでは温度差があるのかもしれない。
それにしても、運動会をクローズされた会場で実施するとか、
ビデオテープが第三者に渡ることのないよう一筆入れるとかは、
どう考えてもやり過ぎだと思う。
では、どうしたらいいのと問われると、困ってしまうのだけど・・・
うーん、嫌な世の中になったものだ。

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August 29, 2005

距離カウンター

bmw

帰宅して、車をガレージに入れたとたん、
距離カウンターが、ジャスト70,000キロに。
どうでもいいことだけど、なんか気分がいい。
つい、携帯のカメラで撮影してしまった。

先日車検を受け6年目に入るところ。
今のところ大きなトラブルも無く、順調に走ってくれている。
まだ当分、買い替える予定はないので、
次の車検時には、大台の10万キロに到達していることだろう。

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August 28, 2005

折り梅(松井久子監督)

oriumejpg

岐阜市で、松井久子監督の「折り梅」を見る会が開催されたので
出掛けてきた。

アルツハイマー病に冒された祖母と、同居の三男の嫁を中心に、
家族の姿とその絆を綴った映画。
評価は、見る人によって二通りに分かれるのではないかと思う。
「映画を見て、希望がわいてきた」
「現実は、映画のようにはうまくいかないよね」

私はどちらかというと後者。
3年前に亡くなった、同居の祖母は末期がんで、
最後は自宅で介護をした。
亡くなる1カ月くらい前からぼけの症状が出てきて、
私のことを10数年前に世を去った父だと思いはじめたりした。
夜は家族が2時間おきに部屋をのぞいて、
必要なときはポータブルトイレに座らせたりした。
もちろん私も、2日に1回は深夜に起きた。
たった1カ月とはいえ、その苦労は忘れられない。

叔父の同居の義母は、
もう5年前から家族の顔の区別がつかない。
夫が亡くなったときも、その事実が理解できず、今に至っている。
ひ孫まで4世代が同居する家庭で、
面倒は、叔母とその長男の嫁が見ている。
深夜はいかいなどで、家族の苦労は絶えない。

そういう現実と比較すると、
この映画はあまりにご都合主義で、私はそれほど共感を覚えなかった。
いい話だけど、現実はそうは甘くないね。
そう思ってしまうのだ。

ただ、実力派女優、原田美枝子、吉行和子の演技はすばらしい。
二人を見るだけでも価値があるというのは、決して皮肉ではない。

5段階評価で★★★

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愚痴

先週は仕事で不愉快なことが続き、
ブロクを書く心の余裕がなかった。

現在進行中のプロジェクトで、
市内の小学校長OBと接することになった。
このN氏が、諸悪の根源。
私は誠心誠意、良かれと思って、いろいろな提案をしたり、
便宜を図ってきたつもりなのだが、
分かってもらえないどころか、
信じられない行動をとったり、暴言を吐いたりする。

社会人として、いや、人として、口にしてはいけないことってあると思う。
例えば、相手の尊厳に関わること。
ところが、その垣根を平気で乗り越えてきて、見下した発言を繰り返す。
こんな人が世の中に存在するんだ、というのが第一印象。
それがだんだん怒りにかわり、憎しみとなってきた。
「もういい!」とプロジェクトを投げ出したい気分だったが
何とか、自分を抑えた。
N氏の取り巻きも、輪をかけたように次元の低い人たちばかり。
特にリーダー的な存在であるY氏は、これまた小学校長OG。

私の親族にも教員は多い。
この世界、視野が狭い人が少なからずいることは事実である。
しかし、N氏、Y氏のような人がいるとは想像もできなかった。

10月末まで、我慢して我慢して、こいつらと仕事をしていかなければならない。
そう思うと、憂鬱で夜も寝られない。

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August 23, 2005

ぎふ・あかり灯ウォーク

akari_bi

先週末、「ぎふ、あかり灯ウォーク」に行ってきた。
場所は岐阜市の長良川沿い。
夕方、一帯の照明を落とし、
訪れた人に蝋燭提灯を持って歩いてもらうという
とてもシンプルなイベント。
途中、薄暗いなかで、
縦笛やピアニカで即興音楽を演奏するアーティストがいたり、
紙芝居や風船釣りで楽しめたり、
あるいは、かき氷、ビールが無料で振る舞われたりと、
まったりとした雰囲気のなかにも、
訪れた人を楽しませるさまざまな工夫があった。

このイベントは、100人以上の市民ボランティアスタッフに
支えられているという。
朝から激しい雨に見舞われたが、
みんなの思いが通じたのだろう、
イベントは予定どおり開催でき、多くの人たちでにぎわった。

ここ数年、スローライフをコンセプトにして、地道にまちづくりを進める岐阜市。
その主役はこうした、まちを愛する市民であり、それを支援する企業であることを
再認識したイベントだった。

(写真、うまく撮れなかったので、G新聞さんのサイトから転載してしまいました)

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August 22, 2005

ラッシュライフ/伊坂幸太郎

rush_life

これはおもしろい!
読み終えて、うなってしまった。
ジグソーパネルを完成させていくような快感が味わえる小説。

登場人物が皆、ユニークで魅力がある。

「金で買えないものはない」と言い切る大富豪で画商の戸田と微妙な関係の美人画家・志奈子、
リストラで首になり、再就職試験もことごとく落ちた中年・豊田、
父が自殺したことで新興宗教にのめり込む青年・河原崎と、宗教団体幹部の塚本、
高学歴だが空き巣専門のプロの泥棒・黒澤、
互いに配偶者を殺そうと企てる不倫関係の精神科医・京子とサッカー選手・青山、
これらの物語が別々に展開していくのだが、
最後にはすべてつながっていく。

そして、駅前で「あなたの好きな日本語を教えて」と書いた
スケッチブックを持って立っている外国人女性と
失業中の豊田が拾う柴犬には、
ほとんどの登場人物がかかわってくるのが面白い。

プロットが複雑に交錯しており、しかも時系列に進んでないので、
途中何度も、読み返した。
単行本の表紙に載っており、話の中でも出てくる、
エッシャーの絵を思い出させてくれる。

絵といえば、場面が変わるたびに添えられた小さな挿絵。
センスがとってもいいし、話を分かりやすくさせている。
作家の配慮がうれしい。

5段階評価で★★★★★

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August 21, 2005

私が語りはじめた彼は/三浦しをん

shion


三浦しをんの「私が語りはじめた彼は」は連作短編集の体裁をとっているが、
長編小説といってもおかしくない。
妻子がありながらも複数の女性と関係を持つ大学教授の村川融を中心に、
物語は展開する。
「結晶」「残骸」「予言」「水葬」「冷血」「家路」の6編には、
村川の別れた妻、実の娘と息子、現在の妻、その連れ子らが、
それぞれの物語の主役として登場する。
狂言まわしのような役割が、恋人を寝取られた村川の弟子であろう。

小説の中心人物である村川が直接、登場することはない。
村川をとりまく女性たちとかかわりを持った男性が語り手となる。
この構成が効果的で、推理小説のようでもある。
どこまでが事実なのか、何を、誰を信じていいのいか
分からなくなってくる。

元妻が村川の弟子につぶやく言葉、
「事実は一つですが、真実はきっとひとの数だけある」が、
この物語の核心をついているのかもしれない。

寵姫を寝取られた中国の皇帝と、寝取った臣下とのエピソードを
冒頭に掲げた構成も見事。

5段階評価で★★★★★

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亀井氏のホリエモン・バッシング

広島6区から出馬することになった、ホリエモンこと堀江貴文社長。
ここは国民新党(なにこれ?)の亀井静香氏の地盤、
田舎であることからも、新参者の当選は厳しいだろうが、がんばってもらいたい。

亀井氏は「金があれば何でも出来ると思ってるヤツ」と
堀江社長をバッシングする。
会社経営のノウハウは政治をする上で有効だと思うし、
なによりも、政治家の金銭感覚のなさが、
国と地方の借金を雪だるま式に増やしてきたのではないだろうか。

私は、小泉首相を全面的に支持しているわけではない。
しかし、首相のことをヒットラーや暴君ネロと同じ、なんて言い方をする
郵政民営化反対の政治家には我慢がならない。
選挙対策とはいえ、いかにも発想が貧困で、
こいつらに日本の将来をまかせておけない。

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August 20, 2005

ドキュメンタリー「アウシュビッツ」

bbc

テレビはニュースとクラシック番組以外、めったに見ないのだが、
香港在住のbattenさんのおすすめで、
ドキュメンタリー「アウシュビッツ」を見た。

英国BBC制作(2005年)、
45分の5回シリーズをNHKが4日に分けて放送。
第二次大戦中、ユダヤ人を中心に100万人以上が虐殺された
ポーランドのアウシュビッツ強制収容所。
番組は、歴史的にも有名なこの史実を、
ナチスの元親衛隊将校や生き残ったユダヤ人らの生々しい証言をもとに、
丹念に、かつ冷静に構成されていた。
目を覆うような悲惨な場面はほとんど登場しないが、
ドキュメンタリーであるがゆえの重みを感じさせる。

いい番組だった。
もし再放送があるのなら、絶対のおすすめ。

●アウシュビッツ〜アウシュビッツ強制収容所 解放から60年〜
イギリス・BBC制作(2005年)
第1回「大量虐殺への道」
第2回「死の工場」
第3回「収容所の番人たち」
第4回「加速する殺戮(さつりく)」
最終回「解放と復讐(ふくしゅう)」

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August 18, 2005

九月の四分の一/大崎善生

september


大崎善生の「九月の四分の一」は、
4作からなる短編集。
連作ではないが、いくつかの共通点が見い出せる。

主人公は40代の男性で、
一度は挫折を味わっていること、
登場する女性が、主役を食わない程度に魅力的であること。
ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、ABBA.etc.
60、70年代の懐かしいポップスが登場すること、など。
4作品とも印象深いが
生ギター1本で、レッド・ツェッペリンの「ロックンロール」を歌う
真美が登場する「悲しくて翼もなくて」は絶品。

著者の洗練された文体は、
読みやすいだけでなくインテリジェンスを感じさせる。
これからも楽しみな作家だ。

5段階評価で★★★★★

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August 16, 2005

ゴッホ展−孤高の画家の原風景−

Cafe-Terrace-at-Night


お盆休みを利用して、愛知県美術館のゴッホ展に行ってきた。
混んでいるとは聞いていたが1時間待ち。
まあ予想の範囲内か。

年代別にゴッホの作品と、
彼が影響を受けた画家の作品が並んでいるという構成で、
初心者には分かりやすかった、
今まで、ゴッホは孤高の画家といわれるため
他の画家の影響をさほど受けていないと思っていたが、
そうではないことが今回の展示で理解できた。

「夜のカフェテラス」「糸杉と星の見える道」
「黄色い家」「ひまわり」「種まく人」の5作品の前は
黒山の人だかりであった。
どれもゴッホの代表作であり、
どこかで見たことのある有名な作品である。

さて今回の展示、個人的には楽しめたが、
内容は充実しているかと聞かれると、首をかしげざるを得ない。
前述のコンセプトから、
他の画家の作品が多数展示してある。
かんじんのゴッホの作品が少ないのだ。
図録で調べると油彩は30点程度。

目玉の作品はすばらしいし、これらを見るだけでも
訪れる価値はあると思う。
しかし入場料は1,500円。
これに音声ガイド500円と図録2,300円で計4,300円。
初心者向けにも、もう数点は著名な作品を集めてきてほしかった、
というのが私の本音である。

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August 15, 2005

記録メディアの主役

480


仕事でCD−Rを約300枚購入することになった。
家電店に行ったら、
いつの間にか記録メディアのコーナーはDVD-Rなどが主流となっていて、
CD−Rの品ぞろえはさみしい限りだった。

激安と評判のネットショップ「あ○ばおー」でDVD-Rを探すと
スピンドルケース仕様で、1枚単価39円なんていうのもある。
ただしこれは1箱480枚セットの場合だが(笑)

少ない枚数でも1枚70円台ならたくさん見つかる。
質は保証の限りではないというものの、
価格の上ではCD−Rとそれほど差はない。
1年ほどの間に、記録メディアの主役は交代していたのだ。

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August 14, 2005

メリーゴーランド/荻原浩

ogiwara

お盆休みを利用して乱読しているなかの1冊。

「メリーゴーランド」は、地方都市を舞台に、
主人公の職員が、村おこしと権力闘争に振り回されるさまを
コメディタッチで描いている。

この小説の評価は、読み手が公務員であるか否かで、大きく違うのではないか。
著者は、自治体の内情をよく知っている。
事なかれ主義、ぬるま湯にどっぷりとつかった役人体質のオンパレード。
最近の大阪市役所の報道を見ていると
書かれたすべてを否定することはできないが、
あまりに誇張された部分は、公務員でなくても不愉快になってくる。

ネタバレになるが、
作品のラスト、市長選で革新候補が勝利しても
体制に大きな変化はないというあたり
地方の自治体なら、たぶんそうだろうなと納得する。

5段階評価で★★★

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August 13, 2005

MISSING(ミッシング)/本多孝好

missing


先日「真夜中の五分前 side-A&side-B」を読んで
お気に入りの作家の一人となった本多孝好の処女作。
「ミッシング」に収録された5作品のうち「眠りの海」は、
小説推理新人賞を受賞し話題になった。

しかし私のお気に入りは「瑠璃」。
主人公の従姉「ルコ」がとても魅力的に描かれている。
このような女性に巡り会いたいと思う反面、
一生、会わないほうがいいなという複雑な心境。
忘れられない一作になりそうだ。

hanaさんのおすすめで読んだ本。
ありがとうhanaさん。

5段階評価で★★★★★

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いまだ衰えず、ぺ様の人気

kutushita

久しぶりにヤフオクをのぞいていたら、
熱く盛り上がっているオークションがあった。

8月31日、さいたまスーパーアリーナで開催される、
『四月の雪』April Snow-再会- 映画公開記念イベント。
映画の監督や、主役のペ・ヨンジュンらが出演し、
トークショー、韓国人アーティストのミニライブ、
映画のダイジェスト上映などが行われるという。

なんといっても、ペ様が出演するというので
プレミアチケットになっているのだろう。

しかし、アリーナ席が軒並み3万、4万円というのには驚いた。
1枚73,000円まで上がってるのもあって、
ぺ様人気はまだまだ衰えず、といったところか。
ちなみに定価は8,000円なり。

(写真はぺ様の靴下。関係ないけど・・・)

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August 12, 2005

利賀フェスの思い出

「利賀フェスティバル」が6年ぶりに夏に開催されるという。
この国際的な演劇祭は、富山県利賀村で82年にスタート。
99年にいったん終了し、
その後は、若手育成の事業や春の芸術祭などが続けられた後、
今年から夏のフェスティバルを再開されることになった。

利賀フェスで思い出すのは、今から10年ほど前のこと。
磯崎新が設計した有名な野外劇場で、
鈴木忠志演出の芝居(タイトルは忘れた)が始まるのを待っていたところ、
すぐ目の前の空いている席に、お年寄り2人と、その取り巻き数人が座った。
よく見ると、竹下元首相と小渕・平成おじさん。
(まだ小渕さんは首相ではなかった)
今、思い返すとすごいツーショットだった。

で、なんで二人がこんな山奥の演劇祭にという疑問がわいた。
理由はよくわからなかったが、
演劇祭を主宰する鈴木忠志、竹下、小渕の3名に共通するのは早大卒。
鈴木の夢を実現するため、2人の政治家が支援していたのだろう、
一緒に行った友人とそんな話をしながら帰宅した覚えがある。

いろいろ思い出のある利賀フェス。
当時よりは高速道路網も整備され、短時間で行けるはず。
久しぶりに足を運んでみたくなった。

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August 11, 2005

レストラン「ビーナス&マーズ」

このところ一番、足繁く通っているフレンチが、
岐阜市北島の「ビーナス&マーズ」。
閑静な住宅街にぽつんと建っているので、
初めて行くときは、まず道に迷ってしまう。

私は毎回、おまかせのコースを頼んでいるのだが、
ハーブや新鮮な食材を使った創作料理には、
いつも感心する。
メインは牛フィレかオマール海老の場合が多い。
どちらも毎回、味わい深いソースが食材の味を引き立てる。

自家製のパンもおいしいし、
ダチョウの卵のブリュレ、麦茶アイスクリーム、マンゴシャーベットを
組み合わせた定番デザートは絶品。
これだけでもこの店に足を運ぶ価値がある。

●レストラン ビーナス&マーズ
岐阜市北島2-2-6
tel:058-231-0656

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August 09, 2005

タイヤがパンク

朝起きたら、後輪がパンクしているではないか。
4輪とも確認したところ、へこんでるのは1本だけ。
いたずらか、あるいはどこかで釘でも踏んできたのか、
ジャッキアップして、スペアタイヤと交換した。
外したタイヤから、大きな金属の破片が埋まってるのを発見。
たぶん走行中に踏んだのだろう。
いたずらではなさそうだ。

早速、修理工場に持っていった。
穴が大きいのが気になるが、
なんとか修理できた。
また空気が漏れる可能性も、無くはないとのこと。
ちょっとこわいから、当分は高速道路、走るのをやめておこう。

支払いは2,100円也。

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August 08, 2005

ネルロ・サンティ/PMFオーケストラ

故レナード・バーンスタインの提唱によって
世界中から若手演奏家が札幌につどい、
一流のアーティストの指導を受けるPMF。
(“パシフィック・ミュージック・フェスティバル”の略)
その成果を発表するコンサートを、札幌以外の都市でも開いている。

毎年指揮者は豪華で、一昨年はいぶし銀のハイティング、
昨年は情熱のゲルギエフ、
そして今年は、イタリアの巨匠、ネルロ・サンティ。
おまけにプログラムが、ロッシーニの序曲3曲と
レスピーギのローマ三部作となれば、
聴き逃すわけにはいかない。

1曲目の「セミラーミデ」序曲から、オケも指揮者も絶好調。
金管に少々ミスが出る以外は、ほぼ完璧な出来。
私としてはもっとスピーディーな演奏が好みだが、
確実にリズムを刻んでいく堅実な演奏も悪くない。
大きめの編成によりロッシーニ・クレッシェンドが効果的に響いた。

前半の3曲が終わったところで、やんやの拍手にこたえ、
「ウィリアム・テル」より「スイス軍の行進」をアンコール。
このだれもが予想しなかった演奏は、
大いに受けるとともに、会場全体が和んだような感じを受けた。

後半は、地方では滅多に聴けない、レスピーギのローマ三部作。
ありきたりの感想だが、色鮮やかなオーケストレーションは、
そう快きわまりない。
勢いにまかせている部分もあったが、
若い演奏家の集まり、それはそれで好感が持てる。
短い期間に130人あまりのメンバーを、
ここまでまとめてくるサンティの手腕はお見事というほかない。

休憩20分を含め2時間30分。
それでも、まったく疲れを感じない。
オーケストラの醍醐味を味あわせてもらった。

●ネッロ・サンティ指揮PMFオーケストラ
'05.8.2 愛知県芸術劇場コンサートホール

ロッシーニ/歌劇「セミラーミデ」序曲
ロッシーニ/歌劇「泥棒かささぎ」序曲
ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
(アンコール)
「ウィリアム・テル」より「スイス軍の行進」
(休憩)
レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ/交響詩「ローマの松」
レスピーギ/交響詩「ローマの祭」

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August 07, 2005

市役所からの手紙

市役所から手紙が来た。
私の所有する土地に雑草が茂り、
近所から苦情があったので、
早急に対処してほしいとのこと。
景観上良くないし、これから秋にかけ
枯れてくると火災の危険もある。

面積は200平方メートル程度の畑だが、
17年前、父から遺産相続してから
一度も手を加えていない。
雑草が伸び放題になっているので、前から気になっていた。
やはり来たか、というのが正直なところ。

自分で草を刈るか、業者に委託、あるいはシルバー人材センターを使うか、
3つ目が楽で安い、
一番現実的なので、明日にでもお願いすることにしよう。

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August 06, 2005

「リサとガスパール」絵本原画展

リサガスの絵本原画展を、松坂屋本店で見てきた。

2年ほど前に、LOFTで偶然見つけた
筆箱とクリアファイル。
うさぎなのか犬なのかよくわからない、
愛きょうたっぷりの2匹のキャラクターに、ひとめ惚れした。

リサとガスパール、略してリサガス、
2匹が絵本のキャラクターだと知ったのは、ずっと後のこと。

会場は9割以上が女性。
混雑するなか、原画をじっくりと見て回った。
今回に限らず、絵本の原画展でいつも思うのは、
どうして原画の鮮やかな色が、
印刷されるとくすんでしまうのだろうかということ。
ファンならずとも、原画の美しさをぜひ見ておきたい。
松坂屋本店で、8月8日まで。

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August 04, 2005

iBookが届いた

Amazonで注文していたiBookが、今日届いた。
先月末にマイナーチェンジしたばかりの14インチ、1.42GHzのモデル。
スペックを見ても、PowerBookとの差はますますなくなっている。
これで15万円を切る価格は驚き。
(Amazonから1万円分のギフト券還元があるので実質14万円以下)

今使っているのは6年前に購入したPowerBookG3で333MHz。
メモリーを増設して、当時35万円くらいしたはず。
でも6年間使い続けて、十分モトは取ったのではないだろうか。

今年1月、キャッシュ用メモリに問題が見つかり、
修理にはCPU交換が必要となってくる。
修理代が惜しいので、だましだまし半年間使ってきた。
何ごともなく、本当にお疲れさまと言ってやりたい。

今夜は時間がないので、箱を開けるのはやめにしよう。
箱から出してしまったら、たぶん朝まで寝ないで触ってそうだから。
週末のお楽しみにとっておくことにした。

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August 03, 2005

シャチハタ、だめだった・・・

今日は2回目の万博。
前回、トヨタ、日立、三井東芝、三菱など、おおかたの企業館は回ったので、
目的をいくつかに絞って出掛けた。
6時過ぎに家を出て、7時前には北ゲート到着。

今日の目的は以下のとおり。
1.シャチハタ・マークタウンのオリジナルカラースタンプ作り
2.めざめの方舟
3.長久手日本館
4.大地の塔
5.グローバルハウス・オレンジホール
6.国際赤十字・赤新月館
7.こいの池のイブニング(イベント)
8.ヨーロッパの各パビリオン

スタンプ作りは、いまや、トヨタ館、日立館をしのぐ人気ぶり。
この整理券さえゲットすればあとはどうでもいいと思ってたのが、
開園10分で、1日のすべての整理券が終了。
なんともくやしい〜。
モリコロのスタンプ、絶対に欲しい!

もうひとつ誤算が。
赤十字のパビリオンが予想以上に混んでいた。
ひととおり回った後、夕方に足を運んだのだが80分待ち。
疲れていたこともあって断念した。

それ以外は、ほとんど予定どおり。
ただ、押井守の映像は消化不良だったし、
こいの池のイベントは、もう全然理解できない。
演出のロバート・ウィルソン、どうしたんだよ。
大地の塔の巨大万華鏡、
これもひどい。
とても並んで見るような内容ではない。

今回で見たいパビリオン、イベントはほぼ見終わった。
次回は、6時に北ゲートへ行き、シャチハタの整理券を入手し
その足で赤十字に向かおう。

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August 01, 2005

1週間ぶり

多忙のため、久しぶりのブログ。

特にここ3日間は野外イベントで、休日も含め午前6時、8時、6時の出勤。
さらに土日曜は終わったのが23時近くとあって、身も心もぼろぼろ。
今日は後片づけを2時過ぎに終えて早退、夜まで爆睡した。
おかげで少しだけ体力も戻ってきたようだ。
4日からは、10月に開催するイベントのチケットを発売するので、
明日、明後日もばたばたかな。

閑話休題

さきほど伯父から電話があり、祖父が肺炎で入院したが昨日退院、
大したことなく、親せきへの連絡も今日になったとのこと。
7月に誕生日を迎え105歳。
たぶん県内の男性では一番の長寿じゃないかな。
今月14日のお盆には、半年ぶりに顔を見てこようと思う。

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