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July 25, 2005

FIFAランクで13位だって

珍しく残業無しで帰宅した。
テレビのスイッチを入れたら、
スペインサッカーリーグのスター軍団「レアル・マドリード」が
「東京ヴェルディ」に負けてるではないか。
親善マッチで、超ハードスケジュールとはいえ、
今の東京Vに0-3で零敗するとは、いかにもお粗末。

ところで最近気になっているのが、05年7月のFIFAランク。
なんと日本は13位だって。
14位のイタリアを上回っているのだから驚いた。
6月のコンフェデレーションズカップで
ギリシャに勝ち、世界王者ブラジルと引き分けるなど
大健闘したのがポイント加算されたのだという。

しかし客観的に見て、この順位はないね。
アジアでもイラン(同15位)、韓国(同21位)につぐ、三番手だと思っている。
世界ランキングでは、25〜30位くらいだろうか。

ちなみにベスト10は次のとおり。
1.ブラジル
2.アルゼンチン
3.オランダ
4.チェコ
5.メキシコ
6.米国
7.フランス
8.英国
8.スペイン
10. ポルトガル

そうそうたる国々が並ぶ。
でもなんだね、6位米国ってのも「?」
そんなに強かったかしらん。
まあ、日韓W杯以降、見たことないから
よくわかんないけど・・・

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July 23, 2005

中華そば やまと

正統派の中華そばを食べさせてくれる店が「中華そば やまと」。
私のとっておきのおすすめ店だ。

ところが先日、ローカルとはいえ板東英二が出演する番組に登場。
今日、久しぶりに行ったら、大変な行列だった。
カウンターに10人が座れるだけの小さな店なので、
店に入ってから食べ終わるまで45分も掛かってしまった。

明らかにテレビを見て来たような客が
半分近くを占めていたような気がする。
こうして認められるのはうれしいが、
混雑したり味が落ちたりするのは残念。
実際、今日の味はいつもとは違っていた。
スープが薄めだったのである。
大行列が出来ていたため、作るのを急いだのかもしれない。
ぜひ今の味を維持させてもらいたいと願っている。

さて、私がいつも食べるのは
しょうゆ味の中華そばで600円。
これに煮たまご半分とシナチク少々、
そしてチャーシューが4枚も入っている。
スープのだしは、名古屋コーチンと煮干し魚の
いわゆるダブルスープ。
味といい、中身といい、
だれにでもすすめられる名店である

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July 22, 2005

また当たった!

museum

某タウン誌の読者プレゼントで、
愛知県美術館の「ゴッホ展」招待券が2枚当たった。
当日券だと1枚1,400円だから2枚で2,800円。
行こうと思っていたからこれはラッキー。
タウン誌は、この近辺ではそこそこの発行部数があるはずなのだが、
これで3カ月連続のプレゼント当選。

毎月ここの出版社が主催で、試写会が開催されており、
その応募も同じはがきで出来る。
試写会の当選確率は、今のところ100パーセント。
実際に会場に行っても満席の時はなかったから、
応募者が少なくて、抽選にならないのだろう。

さらには、タウン誌には返信用はがきが付いていて、
応募するのに切手代は掛からない。
おまけに、言いにくいことだが、
このタウン誌、毎月仕事の関係で職場に寄贈されている。
1円も使わず、試写会と読者プレゼントをゲットできるという幸せ。
編集室のみなさん、ほんとにありがとう。

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July 20, 2005

エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル

gri


美人ピアニストとして有名なグリモーを、初めて生で聴いた。
私が知ったのは、この写真のCDジャケット。
この可憐な少女に、引かれない男性、特に中年は、いないのではないか。

公演の日、ちっちゃくてスレンダーなグリモーは、
モノトーンのパンツとジャケット姿で登場。
髪は後ろでたばね、化粧気もほとんどなく清楚なイメージ。
もっと華やかな先入観を持っていたので、これは意外だった。

プログラムは前半がオール・ショパン。
小品2曲のあとに、
2楽章が葬送行進曲で有名な、ピアノソナタの変ロ短調。
CDとはずいぶん印象が異なる。
強じんなタッチは少女のイメージを吹き飛ばしてしまった。
3楽章切れ間なく演奏するなど、
技術的には申し分ないものの、
なにか物足りなさ、無機質さを感じた。

後半のラフマニノフも同じような印象。
いいピアニストではあるけれど、
私の好みとは違う、というのが結論か。
容姿は十分に好みなんだけどね。

なお、アンコールのオール・ラフマニノフは圧巻、脱帽。

●エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル
'05.6.26 サラマンカホール(岐阜市)

F.ショパン/舟歌 嬰ヘ長調 op.60
F.ショパン/子守唄 変ニ長調 op.57
F.ショパン/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35
(休憩)
S.ラフマニノフ/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.36
(アンコール)
S.ラフマニノフ/練習曲集「音の絵」よりop.33-2 ハ長調
S.ラフマニノフ/プレリュードop.32-12 嬰ト短調
S.ラフマニノフ/練習曲集「音の絵」よりop.33-1 ヘ短調
S.ラフマニノフ/練習曲集「音の絵」よりop.33-8 嬰ハ短調

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July 19, 2005

緊急招集訓練

抜き打ちの招集訓練があると、
全社員に通達があったのはもう3週間前のこと。
災害などの緊急時、公共交通機関や自家用車を使わず、
徒歩あるいは自転車で本社に到着できる社員が
どれくらいいるのかを調査するらしい。
ちなみに10キロ以内に在住の社員が対象で、私はぎりぎり対象内。

抜き打ちとはいえ、平日は考えられない。
週末の早朝であることはまず間違いないだろう。
いろいろ噂が飛び交い、
毎週金曜になると、明日だの明後日だの、
未確認情報があちらこちらから聞こえてくる。
先週土曜日も、朝4時ごろらしいという、まことしなやかな噂が流れた。
が、結局、電話は鳴らずじまい。
せっかくの週末だというのに、心身ともに疲れてしまう。
やるのなら早くやってよ!

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July 18, 2005

緊縛/小川内初枝

kinbaku


タイトルと装幀に引かれて手にした本。

主人公は30代の独身女性。
2人の既婚男性と肉体交渉を持っているが、
どちらにも愛情があるわけではない。

浴衣の帯やベルトで縛られるプレイが好きだというので、
もっとハードな内容を期待していたが、
あまりに淡々と描かれているので、
大した知識は得られなかった(笑)
もちろん、タイトルがそのまま
プレイだけを示すものとは思っておりません・・・

「太宰治賞」受賞作。
私にとっては5段階評価で★★。

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July 17, 2005

安っぽかった、ユニクロの「iPod shuffle」カバー

iPod


絶対に欲しいと思っていた、ユニクロの「iPod shuffle」用アクセサリー
『color wear for iPod shuffle』を買いに行ってきた。
なかなか人気があって、
私が店頭では既に売り切れているカラーもあった。
でも一目見て、購入するのはやめにした。
あまりに安っぽい作りだったから。
定価590円では仕方のないところだが、
これを私のかわいいiPod shuffleに着せるわけにいかない。
写真で見ると、とってもキュートなんだけどね。

ネット上でも完売し、次回は今月末に入荷するとのこと。
結構、売れてるんだ。

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July 16, 2005

スターウォーズ「エピソード3 シスの復讐」(ジョージ・ルーカス監督)

素晴らしい!
オープニングテーマが流れてから、
鳥肌が立ちっぱなしだった。
ジョン・ウィリアムスの音楽は、
今まででも最高だと思う。
ちょうど1年前、ハリウッドボウルで聴いた
野外コンサートを思い出した。

6部作の最後を飾るにふさわしい出来で、
十分楽しませてもらった。

これ以上は言葉にならないので、
5段階評価はもちろん★★★★★

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July 15, 2005

追加で購入“RHODIA”のメモパッド

rhodia

以前から使っていたRHODIAのメモパッドがなくなったので
ネットで追加購入した。
私のお気に入りは、ポールスミスforロディア。

デザイナーのポールスミスとロディアの
コラボレーションから生まれた商品で
ポールスミスのトレードマークであるマルチストライプが、
裏表に配されていて、とってもおしゃれ。
サイズは、ポケットサイズのNo11と、
大判のNo19を数冊購入したので、当分は大丈夫だと思う。

このストライプを見ていると
なぜかいいアイデアが出てくるので不思議。
いまや私には、なくてはならないツールとなっている。

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July 13, 2005

もう、だめだめ〜

このところ忙しくて、ブログの更新どころか
帰宅してからMacを開けている時間がほとんどない。
しかも今日はトラブル続き。
朝8時前に出勤して、トラブルメーカーのおじさんの相手をし、
そのあと、某イベントのリハのスケジュールが合わなくなって右往左往、
それから会議に外へ出掛け、
それから・・・
とにかく、だめだめの1日だった。

なんてブログに書いても仕方のないことなんだけどね。

以上、読まなかったことにしてください。
なわけないか・・・

あーだめだ、情緒不安定。


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July 11, 2005

黄昏の百合の骨/恩田陸

tasogare_no

恩田陸の「黄昏の百合の骨」を読んだ。
祖母の遺言で、魔女の家と噂される洋館にやってきた理瀬。
そこに住む彼女の血の繋がっていない正反対の性格をもった叔母二人。
隣の家の友達、その弟、そしてその親友。
さらには帰ってきた従兄弟たち。
この洋館を舞台に連続して起こる「不運な」出来事・・・

何が真実なのか、だれが信用できるのか、
最後までわくわく、どきどきしながら読むことができた。

ただ、腑に落ちない点がいくつかあって、
どうもすっきりしない。
あとで知ったことだが、
この作品の主人公、水野理瀬は、
三月は深き紅の淵を」「麦の海に沈む果実」「図書室の海」「殺人鬼の放課後」にも
登場するという。
しかもこの「黄昏・・」は「三月・・」と「麦の海・・」の続編とのこと。

それぞれ単独でも楽しめるが、
ほかの作品も早く読んでみたと思う。

5段階評価は★★★だが、あとで星を追加するかも。

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July 10, 2005

少子化対策のために・・・

雑誌AERAの最新号に「パリ・SEXレポート」という記事が掲載されている。
タイトルは派手だが、内容はいたってまじめなもの。
出生率が1.65から1.90に上がり、
いち早く少子化を克服したフランスの現状を取材しながら、
今の日本の施策に足りないものを模索している。
でも気になる数字がいくつか目についた。

英国のコンドームメーカーDurex社が昨年、
世界41カ国35万人以上を対象にアンケートをした結果、
国民ひとりあたりの1年間のsex回数は
 フランス人 137回
 日本人    46回
フランスがトップで、日本はダントツの最下位。

ほかの調査でも、フランス国内の35歳から39歳の1週間のsex回数は2.3回。
おどろくべきことに、65歳以上でも週1.1回・・・

さらに別の調査。
フランス国内の18歳から39歳の女性を対象にした
「夏のバカンスと性欲に関する調査」(怪しげな調査?)では、
「sexにおける新しいテクニックを少なくとも一つは試したい」が49%。

同じ調査で、理想の男性像として
「性的に満足させてくれる人」が上位に。
日本では、理想の男性はという設問で
「やさしい人」とか「包容力のある人」という選択肢はあっても、
「性的に満足させてくれる人」っていうのは聞いたことないな。
さすがフランスと言うべきか。

茶化しているようだけれども、この記事の内容は
これからの少子化対策の参考になるのではと思う。
全国の自治体職員の皆さん、
実践しろとは言わないが、ぜひ読んでおきましょう。

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July 09, 2005

国立国際美術館(大阪市北区中之島)

museum02


国立国際美術館」以前は、万博公園内にあったが、
老朽化により中之島に移転したのが昨年11月。
既存の大阪市立科学館の地下を使って設計されているのがおもしろい。

地上にあるのは、大きなモニュメントだけ。
これはウサギをデザインしているらしい。
たしかに角度によっては、そう見えなくもないが、
残念ながらこの写真では、確認することはできない。

1階から入館すると、下りエスカレーターが。
これに乗って地下へ下っていくと、
地下2、3階が展示会場となっている。
このエントランスは、東京の葛西臨海水族園に似ている。

設計は、シーザー・ペリ&アソシエーツ・ジャパン。
シーザ・ペリは、ニューヨークのMoMA(近代美術館)ミュージアムタワーで有名。
大阪市内にもいくつか作品があるらしいが私は未見。

しかし「国立国際美術館」とは、あまりに堅い名称。
ぜひ愛称をつけてもらいたいものだ。
公式サイトを見ると、
The National Museum of Art , Osakaの頭文字をとって、
“NMAO” と明記してあるが、これどう読むのだろうか。
まさか、エヌエムエーオーではないだろうから、やっぱりヌマオ?

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July 08, 2005

真夜中の5分前 Side-A , Side-B/本多孝好

five_minutes


本多孝好の作品を読むのは初めて。
16年度下半期の直木賞候補になったことや、
いくつかの文学賞を受賞したことで名前は知っていた。

真夜中の5分前 Side-A 」と「真夜中の5分前 Side-B」は連作で、
それぞれ独立した作品としても読めなくはないが、
必ず両作品を読むべきだ。
実は私、間違えてSide-Bから読み始めた。
あとで気がつき、次にSide-Aを読み、再びSide-Bを読んだ。

主人公は大学生のときに恋人を交通事故で失って以来、恋愛不信が続く。
あるとき、一卵性双生児の「かすみ」と出会い、次第に引かれていく。
「かすみ」と姉妹の「ゆかり」は、超エリートの彼と婚約中。
ところが、双子であるがゆえの三角関係に陥る。
大きな痛手を受けているかすみと主人公は、
お互い慰め合ううちに親密な関係になっていく。

ここまでがSide-A。

Side-Bまでは約2年のブランクがあるので、
最初は別の作品のような印象を受ける。
そして2年の間に大きな事件が起きる。
この事件をきっかけに、
「かすみ」との幸福のまっただ中にいた主人公と、
「ゆかり」の彼「尾崎」の苦悩が始まる−

奥が深い作品ではないけど、とってもおもしろかった。
久しぶりに相性がぴったりの作品、作家に出会えた。
他の作品も読んでみようと思う。
タイトル、本の装幀も秀逸。

ということで、この連作、5段階評価で★★★★★

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July 07, 2005

漫画家残酷物語/永島慎二

mangaka


永島慎二の訃報を新聞で知った。
漫画はそれほど読まないが、
高校時代に大きな影響を受けたのが手塚治虫と永島慎二。
特に、売れない漫画家たちの世界をリアルに描いた
永島の「漫画家残酷物語」は繰り返し読んだ。

ずっと廃刊で手に入らず、
ネットオークションでも高値をつけていた。
ところが昨年だったか、出版社「ふゅーじょんぷろだくと」から復刻版が出たため、
すぐに購入して再読した。
生き生きと描かれている主人公たちの言動を懐かしみながら
30年前のことを思い出していた。
全3巻で、今のところ1、2巻が発売になっている。
第3巻が待ち遠しい。

私が一番好きな話は3巻にある「雨ン中」。
学生時代、映画研究会で8ミリ映画を撮っていたころ、
脚本をまかされた私は、この雨ン中を原作にした。
残念ながら映画はクランクインしなかったが、
今でも印象に残る1編である。

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July 06, 2005

“でかジャケ”CDが登場

アナログのLPと同じサイズのCDが発売される。
もちろん紙ジャケット仕様だ。
今まで、CDサイズの“ミニジャケ”はよく見かけたし、
私もたくさん持っている。
しかしLPサイズのジャケットは今回が初めて。

12インチの芸術といわれるほど、
LPのジャケットには秀逸なものが多い。
私が自宅でほこりを被ったままになっているLPを処分できないのも
このジャケットの魅力が大なのである。

さて今回の発売では、70〜80年代の名盤がずらりと並ぶが、
結構、売れるのではと予想する。
保存スペースが問題だが、例えば壁に飾るなどの方法もある。
ともあれ40代、50代の熟年世代にとっては魅力的な話である。
オリジナルが見開きジャケットだった場合は、
それも再現しているというから、芸が細かい。
まずは7月21日に30タイトルが発売になる。
既に持っていたりして、すぐに買いたいと思うものは、残念ながらほとんどない。
このシリーズ、これからも続くだろうから第二弾を期待しよう。
価格はすべて2,300円(税込)

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July 05, 2005

祝!ブログ1周年

いつの間にか、ブログを始めて1年が過ぎた。
調べてみたら、初の記事は昨年6月30日。

私の周りでも始めた友人が何人かいて、
軽い気持ちで立ち上げた。
タイトルは、第一案が「るうかすの性愛日記」
でも、どう考えてもネタがないので、
今のタイトルに落ち着いた。
「るうかす」はどこから取ったのか、
ご存じないかたは、プロフィールをご覧ください。

今後もよろしくお願いします。

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July 03, 2005

名古屋・栄へ買い物

2、3週間前から、各ショップのサマー・バーゲンを知らせるDMが
山のように送られてきている。
今日は時間があったので、いつもの店をぶらぶらと回ってきた。

とにかくすごい人出、
雨天だということもあり、市街地は大渋滞。
駐車場も長い列が出来ていた。
40分ほど並んで、やっと駐車。

いつものPaul Stuartに立ち寄ったら、
スーツ安くなってるから買っていってと勧められ、
つい1着、購入してしまった。
安くなってるって言っても、2割引きくらいかな。
もともと、結構立派なお値段なので、
割安感はまったく無し。
ついでに、今日着ていたポロシャツと
まったく同じ色、デザインのものをもう1枚購入。

続いて、スペインのスニーカーショップCAMPER(カンペール)。
お目当ての靴を見つけたが、残念ながらサイズがない。
あきらめて、同じフロアのTOMORROWLANDへ。
ここは、混雑していてじっくり見られそうもないのでパス。

そしてTOWER RECORDSでは大収穫。
サカリ・オラモ指揮バーミンガム市響による
シベリウスの交響曲全集(CD4枚組)。
通常価格では6,000円以上するものが、2,790円のプライスを付けていた。
オラモは今秋、フィンランドのオケと来日する。
初来日で聴いたチャイコフスキーの4番があまりに素晴らしかったため、
今年の来日も、とっても期待している。

アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団とピエール=ロラン・エマール(p)の
ベートーヴェン、ピアノコンチェルト全集(CD3枚組)。
これも以前から聴きたいと思ってた盤。
3,875円が2,090円と、これもお値打ち。

さらには、怪しげなミケランジェリ(p)のCD10枚組。
1940年代から90年、晩年までの録音を集めたもの。
これは1,590円だから、外れても大丈夫。

では早速、エマールのベートーヴェンから聴くことにしよう。

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July 02, 2005

宇宙戦争(スティーヴン・スピルバーグ監督

war


スピルバーグの話題作「宇宙戦争」を見てきた。
いつも行くシネマ・コンプレックスは
この映画を、字幕版3館、吹き替え版1館の計4館で上映していたが
それでも満席になるほどの盛況ぶり。

映画の導入部は、ハラハラ、ドキドキで、
これからどうなるんだろうと期待が高まる。
地球破壊兵器のトライポッドと宇宙人が登場すると
早くもクライマックスに。
人間が虫けら同然に蹴散らされていくあたりは生々しく、
ちょっとやりすぎなんじゃないかとも思える。

後半はちょっと尻すぼみ。
モーガン・フリーマンのナレーションで終わるラストはねぇ・・・。
原作どおりらしいが、最後は劇的に描いてほしかった。

トム・クルーズ扮する主人公と子どもたちとの家族愛が
映画のメインテーマとなっているが
ここは娯楽作と割り切って、宇宙人と徹底的に戦ってほしい。
ティム・ロビンス扮する、中年の狂人が住む地下室のあたりは
映画の流れからして、必要なかったのではと思う。
(ティムの演技は見事ではあったのだが)
息子の言動もちぐはぐ。
父トムを振り切って前線に飛び込んでいったのはいいが
最後、あそこの場所にいるとは。

全体に中途半端な場面が多いといえるが、
スピルバーグファンには、それなりに楽しめるはず。
ということで5段階評価は★★★

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July 01, 2005

千夜千曲<30> As〜Another Star/Stevie Wonder

半年ぶりの「千夜千曲シリーズ」。

学生時代、むさぶるように毎日聴いたのが
スティービー・ワンダーの傑作ソウルアルバム“Songs in the Key of Life”。
当時はLPレコードで、2枚組+ミニアルバムという、変則的な3枚組であった。
76年に発表され、全米では14週連続1位を記録している。
発売されたのは私の高校時代。
高校生の身分では高価すぎて買えず、持っている友人がうらやましかった。
大学生になり、すぐに購入したのがこのアルバムであった。

私のお気に入りの“As”“Another Star”の2曲は、
LP2枚目のB面ラストを飾る。
別の曲ではあるが、アルバムでは
間髪を入れずにメドレー風に収録されているのがかっこいい。
当時のブラックミュージックの中では
どちらかというとポップなイメージのあるスティービーだが、
この2曲は、まさしくソウルミュージック。

しかしこのアルバム、今聴き直しても名曲ぞろい。
“Sir Duke”や“Isn't she lovely”は、
曲名にピンと来なくても、だれもが聴き覚えのある有名な曲。
ほかにも“I wish”“If it's magic”と挙げていけば、
全曲がお気に入りになってしまうほど、充実している。

久しぶりに全曲を通して聴き、とても幸せな気分にひたっている。

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