千夜千曲<30> As〜Another Star/Stevie Wonder
半年ぶりの「千夜千曲シリーズ」。
学生時代、むさぶるように毎日聴いたのが
スティービー・ワンダーの傑作ソウルアルバム“Songs in the Key of Life”。
当時はLPレコードで、2枚組+ミニアルバムという、変則的な3枚組であった。
76年に発表され、全米では14週連続1位を記録している。
発売されたのは私の高校時代。
高校生の身分では高価すぎて買えず、持っている友人がうらやましかった。
大学生になり、すぐに購入したのがこのアルバムであった。
私のお気に入りの“As”“Another Star”の2曲は、
LP2枚目のB面ラストを飾る。
別の曲ではあるが、アルバムでは
間髪を入れずにメドレー風に収録されているのがかっこいい。
当時のブラックミュージックの中では
どちらかというとポップなイメージのあるスティービーだが、
この2曲は、まさしくソウルミュージック。
しかしこのアルバム、今聴き直しても名曲ぞろい。
“Sir Duke”や“Isn't she lovely”は、
曲名にピンと来なくても、だれもが聴き覚えのある有名な曲。
ほかにも“I wish”“If it's magic”と挙げていけば、
全曲がお気に入りになってしまうほど、充実している。
久しぶりに全曲を通して聴き、とても幸せな気分にひたっている。
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