白い薔薇の淵まで/中山可穂
ごく普通のOLが、同性愛の作家・塁(ルイ)と知り合い、
破滅的な愛に溺れていく物語。
同性愛を描いた小説は苦手だったが、
この作品は文体が読みやすく、テンポがよいので、
それほど違和感なく読めた。
第14回山本周五郎賞を受賞している筆力はなかなかだ。
ただ、性愛の表現はあまりに生々しく、
男子のワタクシとしては、
そんなにオンナがいいのか、と
つい声を荒らげてしまう。
作家はカミングアウトしているという。
どうりでこんな表現ができるのだろう。
ストーリーは、前半、二人が離れたり、また求め合ったりを繰り返す。
後半、主人公がインドネシアに塁を探しに行くところから急展開に。
ぞくぞくしながらページをめくり続けた。
エンディングは・・・書かないでおこう。
この手の小説にしては珍しく
私は5段階評価の★★★★★を付けよう。
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