« 芝刈り、芝刈り・・・ | Main | ミリオンダラー・ベイビー(クリント・イーストウッド監督) »

June 07, 2005

これからはあるくのだ/角田光代

kakuda

タイトルだけで手にとってしまう本って、ときどきある。
角田光代のエッセイ集「これからはあるくのだ」もその1冊。
「あるく」が漢字でなくひらがな、
そして「のだ」と言い切るところが気に入った。
どこかで聞いたことのある語呂のような・・・そう、
「バカボンのパパなのだ」と似てなくもない、かな。

さらにこの本は、ジャケットも秀逸。
すけすけのピンクのワンピース姿の著者(たぶん)の写真が使われている。
歩く姿勢もなかなかいい。
角田さん、美人ではないけれど愛嬌のあるタイプで
私はお気に入り。
ちなみに単行本と文庫本は、
微妙に写真の角度が違っているので注意。
ファンならどちらも持っていたい。

さて内容は、何でもない日常の出来事が淡々とつづられている。
ユーモアもたっぷりで、
才女とは思えないぼけっぷりが、私はけっこう好き。

というわけで5段階評価は★★★に、ジャケット写真の良さで+★

|

« 芝刈り、芝刈り・・・ | Main | ミリオンダラー・ベイビー(クリント・イーストウッド監督) »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference これからはあるくのだ/角田光代:

» これからはあるくのだ / 角田光代 [書庫  ~30代、女の本棚~]
著者の身辺で起こった様々なことやその時の気持ちを綴ったエッセイ。 普段からあまりエッセイを読むタイプではない私だが、図書館で目に入ったので借りてみた。 昨今の角田光代ブームで図書館の「か」の棚に角田光代があることは少ない。 図書館であっさり借りることが出... [Read More]

Tracked on September 05, 2005 07:54 PM

« 芝刈り、芝刈り・・・ | Main | ミリオンダラー・ベイビー(クリント・イーストウッド監督) »