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June 30, 2005

胃カメラ検査の結果

camera


朝一番で胃カメラ(内視鏡)検査に行ってきた。
ゼリー状の薬で、のどを麻酔し、
鎮静剤を注射されて検査開始。
ちょっと苦しかったけれど10分程度で終了した。
結果、ポリープはまったく無かった。
ただし、胃酸が逆流して食道が炎症を起こしているという。
たしかにこのところ、胃の上部に違和感があった。
薬で治るというので、30日分もらって帰ってきた。

鎮静剤の注射のとき、ナースが2回も失敗した。

「ちくっとしますよ、がまんしてね〜」
(沈黙)
「ごめんね、ちょっと別のところにするね」
(沈黙)
「うーん、ごめんなさい、ねえ、○○ちゃん、ちょっと〜」
(別のナースに交代した・・・)

検査が終わって腕を見たら、
小さな四角い止血の絆創膏が3つも張ってあった。
おいおい、勘弁してよ〜

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June 29, 2005

忘れてた〜

私の街には「鵜飼」が残っている。
今夜は、機会があって鵜飼い見物ができた。
舟に乗って、まず食事を済ませ、
さあこれから鵜飼いが始まるというときに思い出した。

明日は胃カメラの検査だった!

朝8時半からで、
今夜21時以降は、飲食が厳禁となっている。
気がついたのが早かったので良かった。

でも食べるのが禁止されてるのはわかるけど、
どうして飲むのもダメなんだろう。
アルコールなどはともかく、
水やお茶くらいは、いいような気がする。
この暑さの中で、夜9時以降、
何も飲むな、というのは拷問に近い。

今、こうしてブログを書いている時点でも、
のどがカラカラになってきた。
水分、摂りたいよう〜

我慢できなくなるので
さっさと寝てしまおう。

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June 27, 2005

買い!だよね「魚雷戦ゲーム」

gyoraisen


昭和40年代に発売された「魚雷戦ゲーム」の復刻版が、
エポック社から3,990円で出ている。
いやあ、懐かしい、子どものころ、これ持ってた。

欲しい、欲しい、またまた物欲が沸いてきた。
あまぞん・どっと・こむで「ショッピングカートに入れる」のボタンを
押してしまいそうになるが
視線の先には、ほとんど使われていない、衝動買いのiDogが・・・

給与が一律5パーセントカットなんていう話もあるくらい
ますます厳しくなるわが業界。
無駄遣いは慎まなければ・・・
でも、やっぱり買いだよね、ボーナスも近いし。

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June 26, 2005

私、FC岐阜のサポーターとなりました

突然だが、地元サッカーチーム「FC岐阜」を応援することにした。
理由は単純、地元タウン誌主催の、FC岐阜を支援する会に参加したとき、
偶然、抽選会で選手のサイン入りボールが当たってしまったのだ。

この会には、勝野監督をはじめ、北村選手ら6人が参加。
インタビューやお楽しみ抽選会が実施されたのだが、
選手たちはピッチサイドとは違って緊張気味、
とても純朴な選手たちを見ていたら、
なんだか応援したくなってきた、
というか、応援してあげないとかわいそうになってきた。

現在は東海社会人サッカー2部リーグに所属。
3位につけており、1部昇格も目前。
元Jリーガーの森山、北村が入団し、
徐々にではあるが力をつけてきた(らしい、まだ試合を見たことないので・・)。
JFLまでの道のりは、まだまだ長く遠い。
がんばってほしいものだ。
あとは地元の支援と声援しだいかな。
これがもっとも大切なんだけど。

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June 25, 2005

グッバイ、レーニン!(ヴォルフガング・ベッカー監督)

goodbye_lenin


ぎふヨーロッパ映画祭で、ドイツ映画「グッバイ、レーニン!」を見た。

舞台は、ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツ。
主人公のアレックスはテレビ修理店に勤める青年。
父は家族を捨て西側に亡命、その反動で母は社会主義にすべてを捧げる。
ある日、母は心臓発作で倒れてしまう。
8カ月の長い眠りから奇跡的に目覚めた母だが、
その間にベルリンの壁は崩壊し、ドイツは劇的に変化を遂げた。
せっかく意識を取り戻した母だが、
ショックを受けると危険だというので、
アレックスは母をだまし続ける。
そう、まだ東西ドイツは分裂したままであると・・・

悲劇的であり残酷でもあるのだが、
全体にコメディタッチで、見た後には心地よい感動が得られる。

エンディング、
きっと母は息子のウソに気がつき
東の崩壊を見抜いていたんだろうな。
そう考えると、最後のビデオの場面はさらに感慨深いものがある。

ほかにも印象に残る場面が多い映画だが、
東で宇宙飛行士だった国家の英雄が、
現実の社会ではタクシーの運転手となっていたが、
アレックスの頼みで国家主席として、母をだますビデオに登場する場面などは
絶品だと思う。

先日の「ベルンの奇蹟」に続いて、ドイツ映画の珠玉の名作に出会えた。

5段階評価は★★★★★

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June 24, 2005

絶対買い!ユニクロのiPod shuffleケース

uniqlo_case


ユニクロからiPod shuffleのケース
「color wear for iPod shuffle」が発売される。
ナイロン製で、ネックストライプタイプとアームタイプがあり、
価格はそれぞれ590円、790円。

今までもいろいろなメーカーから、
さまざまなデザインのケースが売り出されているが、
食指を動かされるようなものはなかったし、
とんでもない価格を付けているものがほとんどだった。
写真を見るかぎり、このデザインでこの価格は適正。

5色あって、どれにしようか迷うところだ。
発売は7月11日から。
待ち遠しいね。

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June 22, 2005

ライフ・イズ・ビューティフル(ロベルト・ベニーニ監督)

lifeis


この映画を語るのにふさわしい言葉が見つからない。
キャッチコピーは「人生は、たからもの」
私にとっても宝物のような映画。
それで理解してもらうしかない。

オッフェンバックのオペラ「ホフマン物語」の舟歌が
収容所のスピーカーから流れるとき、
私は込み上げてくる熱いものを、
抑えることができなくなった。
何度でも見てみたい、映画史上に残る名作。

5段階評価は★★★★★

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万博報告記その3

そのほか、気がついた点をいくつか。

○事前予約を取るならトヨタ館と日立館
この2館については、もし当日予約や整理券を取るつもりであれば
朝6時台(遅くても7時台前半)には北ゲートに着いていなければならないので、
それが嫌なら、事前予約を取っておく。
とはいっても、1カ月前の朝9時ジャストに予約を取るのは至難の業。
裏技と言われていた、英語サイトから入る方法も、
最近は知っている人が多くなったのか、あるいは当局が対策を練ったのか
つながりにくくなったらしい。
あとは、オークションで落札する方法が、カネで済むので手っ取り早い。
事前予約は2館しかできないので人気パビリオンを選ぶ。
事前が無理であったら、早起きして当日予約をねらう。

○整理券に気をつける
整理券には、
1.入場券を持ってなくても並べばもらえるパビリオン、
2.一人が代表で入場券を複数持っていれば、その枚数だけもらえるパビリオン、
3.一人一人が入場券を持ち、かつ並んでなければもらえないパビリオン、
など、対応がさまざまなので注意が必要。
「グローバルハウス(ブルー・オレンジ)」は1、
「夢みる山・めざめの方舟」は2、
「トヨタ館」「夢みる山・シャチハタ」は3、
ちなみにグローバルハウスとめざめの方舟の整理券は
簡単に手に入る。

○折りたたみイスは必需品
ゲートで開園を待つ、あるいはパビリオンに並ぶときに
折りたたみイスは大変重宝する。
私は百円均一で購入し持っていった。

○ペットボトルは冷たくない
ペットボトルが持ち込み禁止であるのは、ご承知のとおり。
中でも自販機で500ccが150円で売っているので心配なし。
ところが早いうちに売り切れてしまい、
どんどん追加するため、全然冷えていない状態。
それでも、のどが渇くと買わざるを得ないので、
生ぬるいお茶やジュース、覚悟しておくこと。

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June 21, 2005

万博報告記その2

愛知万博で見てきたパビリオンの、簡単なコメントを。

○トヨタグループ館
さすが地元企業で力が入っていると感じた。
見る価値は十分ある。
ただ私が見たときは、なぜか館内がおじいちゃん、おばあちゃんばかりで、
ノリがとっても悪かった。
こんな農協ツアーのような人たちがどうやって入館できたのか。
まさかネットで予約したわけではないし、
朝一番にゲートに並んで、開場と同時にダッシュしたとも思えない。
たぶん、相当数の招待券をばらまいているんだろうね。
私は事前予約しておいた。
みかんぐみの設計した建築は、いつ見てもほれぼれとする美しさだ。

○日立グループ館
このパビリオンの人気は、トヨタと双へき。
当日並ぶと4時間近く待たされることもある。
たしかにおもしろい。
でも4時間並ぶ価値はない。
私はこれも事前予約しておいた。

○三井・東芝館
当日、一番に並んで入館した。
自分の顔を登録し、
実際に映像の中で登場させるという趣向はおもしろかった。

○三菱未来館@earth
「もしも月がなかったら」というコンセプトが興味をそそる。
これも映像を見せるもので、
前面だけでなく上下、左右すべてがスクリーンやミラーになって、
観客を包みこむような映像は迫力満点。
このパビリオンだけ30分並んで入館した。

○夢見る山(シャチハタ・マークタウン)
これはおすすめ。
ほかがロボットやCG、VRなどを駆使した出し物であるのに対し、
ここのパビリオンは、ワークショップ方式でローテクとでも言おうか。
でもほっとする空間だ。
期間によって「モリゾー・キッコロスタンプ」「浮世絵作成」「モリゾー・キッコロの水性マークペン」
の3つのグッズを作成することが出来る。
スタンプが人気で、この期間になると整理券の入手は
トヨタ館並みの難しさとなる。
私は残念ながら「浮世絵作成」だった。
朝一番で整理券を入手して入館。

○夢見る山(テーマシアター「めざめの方舟」)
「イノセンス」の奇才、押井守の映像が見られる。
実は事情があって、私だけこのパビリオンに入れなかった。
また次の機会に見よう。
整理券の発行する時間にパビリオン前に行けば
入手するのは簡単。

○グローバルハウス(ブルーホール)
ソニーの大画面で、美しい地球の映像が見られる。
音楽も素晴らしく、私が一番気に入ったパビリオン。
整理券は簡単に手にはいるので、見逃さないように。

○マンモスラボ
その名称のとおり、マンモスが見られるパビリオン。
グローバルハウスとセットになっていて、
ブルーホールかオレンジホールかは、整理券による。
どちらに入っても、最後はマンモスラボを通ることになる。
ここ単体での整理券もあるが、断然、ブルーホールとのセットをおすすめ。

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June 20, 2005

万博報告記その1

仕事を休んで万博(愛・地球博)へ行ってきた。
見てきたパビリオンは、
トヨタグループ館、日立グループ館、三井・東芝館、三菱未来館@earth、
夢見る山(シャチハタ・マークタウン)、同(テーマシアター「めざめの方舟」)、
グローバルハウス(ブルーホール)、マンモスラボ。

朝は早くから会場に向かった。
帰りは、まだ月曜日であることも考え、
5時過ぎには会場を後にした。
夜までいれば、あと3、4館は見られたと思う。

一番長く並んだのが三菱の30分、
あとは予約、整理券をうまく利用して、
まったく並ばずに入館した。

万博は今回が2回目。
1回目は仕事で4時間ほど滞在しただけなので、実質、今回が初めて。
たった2回で、大それたことを言うつもりはないが、
これから訪れる方への助言をいくつか。

1.とにかく朝早く到着すること
私は、北ゲートに7時ごろ着いた。
人気企業パビリオンの当日予約を取ろうと思ったら、
7時までに北ゲートへ向かう。

2.ネットや何度も行っている人から情報を入手すること
効率よく回るには、事前予約、当日予約、整理券についての
詳しい情報が不可欠。
例えば、朝早く着くためには、公共交通機関ではなく、やはり自家用車だろう。
そのための駐車場情報もネットで入手。
はっきり言うと、車で会場近くまで行き、
民間駐車場にとめるのが一番いい選択。

3.欲張らない
1日でたくさん回ろうとは思わないこと。
それは不可能だし、会場は予想以上に広い。
エリアを決めて、パビリオンを回る。
今日の場合、企業パビリオンゾーンだけ集中的に回ったので
それほど歩いてはいない。

今日、回れなかった、各国のパビリオンや
長久手日本館、名古屋市パビリオン「大地の塔」、
こいの池・ナイトイベント(R・ウィルソンが演出!)などは
次回の楽しみとしよう。

そう、ヨーヨー・マのコンサートの詳細も
今日、発表になった。
どうやって入手するか・・・抽選の倍率は高そう。

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June 19, 2005

ぎふヨーロッパ映画祭

今日はいろいろな行事やイベントが重なり、
どこに行こうか迷ってしまった。
結局、選んだのは
(財)岐阜県国際交流センター主催の「ぎふヨーロッパ映画祭」

今年は日・EU市民交流年。
演劇や音楽公演から、青少年による交流、
あるいは経済・政治シンポジウムまで
さまざまなイベントが、日本とEU25カ国で実施される。
これにちなんで同センターが企画した映画祭がこれ。
今日1日で、フランス、ドイツ、イタリアの映画3作品が上映された。

この歳になると1日3本は、さすがにきつい。
午前中の「スパニッシュ・アパートメント」(フランス)はあきらめ、
午後からの2本を見た。
「グッバイ、レーニン!」(ドイツ)
「ライフ・イズ・ビューティフル」(イタリア)
どちらも素晴らしい作品。

こんな傑作を2本も見られたなんて、
なんと幸せな1日だったんだろう。
しかも無料で。

映画評は明日以降に。

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June 18, 2005

ヤマダのポイントサービス

久しぶりにヤマダ電機へ行ってみた。
ちょっと買い物をしたら、レジで
ポイントカードを使ってゲームができ、
その結果でポイントがゲットできます、とのこと。

入り口近くにゲーム機のような機械があって、
カードを差し込むとスロットゲームが始まる。
私は残念ながら100ポイントに終わったが、
運が良ければ最大3000ポイントまでプラスされるとのこと。
1日1回のみで、月に4回までチャレンジできる。
まめに立ち寄れば、月400円分のポイントがたまるわけだ。
これはなかなかオイシイ。

言うまでもなく、ポイントカードは顧客囲い込みの手段。
私のいつも行くヤマダはI市にあるが、
近くではコジマ、エイデン、ケーズ、ミドリなどの店舗がある。
さらにN市まで行くと、カメラ系家電店が売り上げを伸ばしている。
これからもしのぎを削ることだろう。
消費者にとってはうれしいことだが。

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June 17, 2005

白い薔薇の淵まで/中山可穂

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ごく普通のOLが、同性愛の作家・塁(ルイ)と知り合い、
破滅的な愛に溺れていく物語。

同性愛を描いた小説は苦手だったが、
この作品は文体が読みやすく、テンポがよいので、
それほど違和感なく読めた。
第14回山本周五郎賞を受賞している筆力はなかなかだ。
ただ、性愛の表現はあまりに生々しく、
男子のワタクシとしては、
そんなにオンナがいいのか、と
つい声を荒らげてしまう。
作家はカミングアウトしているという。
どうりでこんな表現ができるのだろう。

ストーリーは、前半、二人が離れたり、また求め合ったりを繰り返す。
後半、主人公がインドネシアに塁を探しに行くところから急展開に。
ぞくぞくしながらページをめくり続けた。
エンディングは・・・書かないでおこう。

この手の小説にしては珍しく
私は5段階評価の★★★★★を付けよう。

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June 13, 2005

ライオンハート/恩田陸

lion


舞台は、ロンドン、オックスフォード、フロリダ、パナマ、シェルブールなど
世界各国を転々とする。
時代もばらばらとなっているが、
テーマはひとつ、それは「男女の出会い」。
時を超え、空間を超え、
エリザベスという名の女性とエドワードという名の男性が
何度も何度も出会いと別れを繰り返す。
恩田陸、こん身の恋愛小説とでも言おうか。

彼女の作品はいつも大仕掛けで、
最後に謎が解けるのかというと、そうでもない場合が多い。
才能は十分認めるが、
私の場合、いつも消化不良を起こしてしまう。
それでもまた、手に取りたくなる不思議な魅力が恩田陸の本にはある。

5段階評価は★★★

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June 12, 2005

森麻季ソプラノリサイタル

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今年のニューイヤーオペラコンサートでもソリストとして登場、
CDの売れ行きも良く、今や日本を代表するソプラノ歌手
森麻季のリサイタルのため岐阜市のサラマンカホールへ行ってきた。

この場所で開催された
第8回モーツァルト音楽コンクールの声楽部門で優勝しているためか、
岐阜でも人気があり、このホールにしては珍しく満席。
前半はオール・モーツァルト、
後半は、オペラの名アリア集という構成は、
コンクールの優勝を意識してだろう。

安定感のあるコロラトゥーラと透明感のある声質は、
観客を魅了するには十分。
プログラムがポピュラーなだけに、
会場は最初から最後まで、大いに盛り上がった。

アンコールの2曲目、からたちの花では、
途中、歌詞を忘れ、歌い直すというハプニングも。
イタリア語やドイツ語ならごまかすことも可能かもしれないが
さすがに日本語では、それは出来なかったみたい。

さて森麻季といえば、ファッションも気になるところ。
前半の白と赤の原色を使い、刺繍が施された、
それでいてシックなドレスは、とてもすてきだった。
スペインのファッションブランド、sybilla(シビラ)風といえば
分かってもらえる人もいるだろうか。

後半のドレスはブルー、
最後の椿姫からは赤いドレスに衣替え、
残念ながら、どちらもよく見かける派手めのリサイタル用ドレスだった。

●森麻季ソプラノリサイタル
'05.6.11 19:00〜 サラマンカホール(岐阜市)
ソプラノ:森麻季
ピアノ:山岸茂人

W.A.モーツァルト/モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
W.A.モーツァルト/幻想曲ニ短調 〈piano solo〉
W.A.モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より“恋人よ、さぁこの薬で”
W.A.モーツァルト/歌劇「魔笛」より“ああ、愛の喜びは露と消え”
W.A.モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」より“とうとう、その時が来た…早く来て、あなた”
(休憩)
G.F.ヘンデル/歌劇「セルセ」より“懐かしい木陰よ(オンブラ・マイ・フ)”
G.F.ヘンデル/歌劇「リナルド」より“涙の流れるままに”
G.F.ヘンデル/歌劇「リナルド」より“ああ苛酷な人よ”
R.ワーグナー,F.リスト/イゾルデ愛の死 〈piano solo〉
G.プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より“私が街を歩くと”
G.ヴェルディ/歌劇「椿姫」より“あぁ、そはかの人か”〜“花から花へ”
(アンコール)
J.S.バッハ,グノー:アヴェ・マリア
山田耕筰/からたちの花
G.プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”

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June 11, 2005

ベルンの奇蹟(ゼーンケ・ヴォルトマン監督)

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折しも、日本がドイツW杯出場を決めたばかり。
今日、試写会で見てきた映画は「ベルンの奇蹟」。
サッカーを通じて親子の絆を描いている。

ドイツが強豪になる前、1954年スイス大会で、
当時無敵で世界最強といわれたハンガリーに、決勝で逆転勝ちしたことを
「ベルンの奇蹟」と呼んでいるののだそうだ。

物語は、このスイスW杯と同時進行で展開する。
第二次大戦後の混沌とした西ドイツ。
終戦11年目に、やっとソ連の収容所から戻ってきた父と、
それまで辛い生活を送ってきた家族との葛藤。
映画の前半は、暗く静かに進行する。

心の傷を抱え込み、家族とのすれ違いが続く父が、
原っぱで偶然拾ったボロボロのサッカーボール。
何十年ぶりかのリフティング、そしてシュート。
父はこれで吹っ切れたのだろう、
表情に明るさが戻ってきた。

後半、W杯決勝の場面からは、観ている私もだんだん高揚していくのが分かる。
決勝の会場は、ベルンのヴァンクドルフ・サッカー・スタジアム。
ボンでこの会場を再現し撮影された映像の臨場感は素晴らしい。
(余談だが、ドイツ国家はいつ聴いてもいい
=ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」の第二楽章)

映画には、さまざまなエピソードがちりばめられている。
私は、新婚の新聞記者夫婦のエピソードが一番好き。
夫が急きょ、W杯の取材に出掛けることになって、
新婚旅行は中止に。
代わりに、夫の取材についていくことになった。
サッカーなどまったく興味がなかった新妻が、
次第に熱狂していく様子がほほえましかった。

また「ドイツ男は泣くな」と息子を叱った父が、
家出した長男の置き手紙を読み、
顔をくしゃくしゃにして泣く場面には、ほろりとさせられた。

大傑作とは言わないが、なかなかの佳作だ。

5段階評価で★★★★

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June 08, 2005

ミリオンダラー・ベイビー(クリント・イーストウッド監督)

milion


アカデミー賞、主要4部門を受賞した「ミリオンダラー・ベイビー」

女性ボクサーのサクセスストーリー、
ああ、女性版ロッキーか、なんて先入観を持ってたら、
これが大きな間違い。
後半からは重厚なヒューマンドラマといえる。

老トレーナー・フランキー役のクリント・イーストウッド、
ジムの相棒で、元ボクサーのモーガン・フリーマンの演技には脱帽。
ボクサーのマギー役のヒラリー・スワンクは
いかにも横着そうで、はまり役。

ボクシングの試合の場面は、スリリングで楽しく見られた。
後半からは一転して、尊厳死、安楽死がテーマとなってくる。
正直いって、かなり滅入った。
映画とはいえ、マギーをここまで追い込まなくてもいいのにと
同情すら感じた。

さて、映画は結論を出していない。
フランキーが、カバンに注射器を2本入れていたのは、
その後の行動を暗示させる。
しかし映画の最後、以前にマギーと一緒に入ったあの店で
レモンパイを食べるフランキー。
彼は行方をくらませた後、どうしたのだろう。
私は明るい最後を想像する。
いや、そうであってほしいと心から願う。

5段階評価は★★★★

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June 07, 2005

これからはあるくのだ/角田光代

kakuda

タイトルだけで手にとってしまう本って、ときどきある。
角田光代のエッセイ集「これからはあるくのだ」もその1冊。
「あるく」が漢字でなくひらがな、
そして「のだ」と言い切るところが気に入った。
どこかで聞いたことのある語呂のような・・・そう、
「バカボンのパパなのだ」と似てなくもない、かな。

さらにこの本は、ジャケットも秀逸。
すけすけのピンクのワンピース姿の著者(たぶん)の写真が使われている。
歩く姿勢もなかなかいい。
角田さん、美人ではないけれど愛嬌のあるタイプで
私はお気に入り。
ちなみに単行本と文庫本は、
微妙に写真の角度が違っているので注意。
ファンならどちらも持っていたい。

さて内容は、何でもない日常の出来事が淡々とつづられている。
ユーモアもたっぷりで、
才女とは思えないぼけっぷりが、私はけっこう好き。

というわけで5段階評価は★★★に、ジャケット写真の良さで+★

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June 05, 2005

芝刈り、芝刈り・・・

今シーズン4回目の芝刈りをした。
先週、先々週と週末が仕事で潰れたので、
3週間ぶりの作業となる。

芝が一番生長するこの時期は、
できれば週1回、それが無理なら2週間に1回は
芝刈りをしなければならない。
この3週間で3〜4センチ延びているので、
刈り取った芝を集めたら、ゴミ袋が2袋いっぱいになった。

家庭用の芝刈り機は、
その刃の形状で、大きく分けてリール式とロータリー式がある。
わが家は前者だが、刃の調整がなかなか難しい。
今までも、うまくかみ合わず、作業がはかどらなかったことが何度かあった。
ネットでいろいろ情報を仕入れ、刃を調整した結果、
今日は抜群の切れ味、
予定の時間よりずいぶん早く作業を終えることができた。

きれいに手を入れた後の芝生は実に美しい。
この調子で、当分は週1回、
芝刈りで汗を流すことにしよう。

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June 04, 2005

W杯アジア最終予選 バーレーンvs日本

nakata


ひとことで言うなら、ナカタ・ジャパンの試合であった。
最後まで統率が取れていたのは、ナカタの力であろう。
一人一人の選手に、相当細かく指示を出していたが、
一方で、選手とのトラブルもあったようだ。
試合終了後、玉田に対し、
厳しい表情でアドバイスをしている場面も見られた。

ともあれ、アウェーでこれだけの試合を見せてくれた
選手たちには心から拍手を送りたい。

しかし審判のジャッジは、相変わらずダメダメ。
後半、ナカタがペナルティエリア内でチャージされた場面なんて、
どう見てもPK。
イエローカードは出しまくるし、
アジアの代表チームがどれだけレベルアップしても、審判がこれでは
世界、特に欧州では認知されないだろう。

次は北朝鮮戦。
バンコクでの、無観客試合という特殊な環境、
さらにはナカタ、俊輔、サントスがイエロー2枚で欠場、
ほかにもけが人だらけという悪条件だが、
今の代表は選手層が厚いから大丈夫。
勝って、気持ちよくドイツ行きを決めてほしい。

最後に個人的な要望、
GKは楢崎のほうがいいな。

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June 03, 2005

烏龍茶でiPod miniが当たる

suntory


今、サントリー烏龍茶のペットボトルを購入すると
iPod miniが当たるというので、
ペットに付いているシールを集め始めた。
人からいただいたものも含め9枚
早速、サイトに接続したら、
なんと10枚集めないと、ゲットするゲームに参加できないという。
10枚で1ゲーム、10枚を超えると2枚ごとに1回、再挑戦できる。
あと1枚、なんとしてでもゲットしなければ。

といっても、烏龍茶、あんまり好きじゃないし・・・
みんなでサントリーの烏龍茶買って、
ゲームに参加できるシール
私あてに送ってください。

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