「自然をめぐる千年の旅−山水から風景へ−」
愛・地球博にあわせて開催された
愛知県美術館の展示会「自然をめぐる千年の旅−山水から風景へ−」。
古代から近代まで、千年以上にわたる日本人と自然との関わりを、
日本美術の名品によってたどるもので、
国宝と重文約70点を含む名品が160も集められた。
見応えのある展示には大満足した。
一番目を奪われたのは、近代の作品で川合玉堂の「行く春」
屏風6曲1双の大作には圧倒的な存在感があった。
桜と川と小舟が描かれているが、
桜の散る様子や川の流れなどがリアルで、とても動きを感じた。
東京国立近代美術館蔵の重文。
ぜひまた見に行きたいと思う。
あとで知ったのだが、
今回の展示会は、前半と後半で、作品の入れ換えがあった。
私が鑑賞したのは、期間終了の直前、
前半のみ展示の作品は見ることができなかった。
もう少し早く気づいていれば、あと何回かは通ったのに、
と、今さらながら後悔。
The comments to this entry are closed.
Comments