ミュージカル「ライオンキング」
何度見ても素晴らしいプロダクションだ。
ライオンキングは、ミュージカルというジャンルだけでなく、
芝居、オペラ、パフォーマンスなど、あらゆる舞台芸術の中でも
トップクラスの完成度だと思っている。
演出のジュリー・テイモアを知ったのは、
1992年、第1回のサイトウキネンフェスティバルで上演された
ストラヴィンスキーのオペラ「エディプス王」。
小澤征爾が指揮・監督のオペラで演出を担当したのが
若かりしころのジュリー・テイモアであった。
その斬新なアイデアは、今でも語りぐさとなっている。
ライオンキングを初めて見たのは、
ロンドン、ウエストエンドのライセアム劇場。
オープニングの大合唱「サークル・オブ・ライフ」と
出てくるゾウやキリンなど動物たちの造形美に、まずは圧倒された。
あとはエンディングまで、場が変わるたびに、
驚きと感動の連続だった。
劇団四季のヴァージョンは今回で3回目。
キャストには不満だらけなのだが、
ジュリー・テイモアのプロダクションを見るために、
また足を運んでしまった。
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