パッチギ!(井筒和幸監督)
映画「パッチギ!」は'60年代後半の京都が舞台。
小競り合いの絶えない日本人の高校と、朝鮮学校。
主人公である日本の男子高校生が、
ひょうんなことで在日の女子高校生を好きになることから
さらに話はこじれていく・・・
見終わって、井筒和幸監督のキャスティングの見事さにまず拍手。
主役クラスは若手の役者ばかりで、
脇をかためるのが個性豊かなベテラン。
康介の母は昨年亡くなった余貴美子、
ボーリング場支配人はぼんちおさむ、
ラジオのディレクターは、何と大友康平、
私は知らない役者だが、布川先生の光石研もいい。
そして私の一番のお気に入りは、看護士の真木よう子。
非常に扱いづらいテーマ「在日」を
涙あり、笑いあり、そして当時のヒット曲で包んだ、
青春映画の傑作といえよう。
「GSのオックス」「毛語録」「レオポン」「全共闘」
こんな言葉に反応する人はぜひ見てほしい。
ただ私としては、暴力の扱いや、
あまりに朝鮮側に偏った表現方法が気に入らない。
編集で、もう少しなんとかならなかったものか。
これで、☆ひとつマイナス
というわけで5段階評価の☆☆☆☆
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Comments
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Posted by: project cars for sale cheap in california | June 30, 2014 08:09 AM