March 31, 2005

自宅近くに「北派川アウトドアフィールド」という
新しい公園が完成したので訪れてみた。
ここは、愛知、岐阜、三重の三県にまたがる
国営木曽三川公園の施設のひとつ。
公園といっても、河川敷にある雑木林の中を散策できる歩道を整備しただけ。
でも周りに大きな建物がほとんど見られない場所を歩くのは、
とても気持ちがいいものだ。
山間部ならともかく、都市近郊でこんな広々感を味わえる場所は、
それほど多くないだろう。
体力の衰えを感じるこのごろ、
散歩にぴったりの場所ができて、ちょっとうれしい。
あとは実行するだけ、なのだが・・・
ちなみに、隣接するのは「かさだ広場」という公園。
立派な遊具がそろっていて、利用は無料。
このあたりでは子どもの楽園として、とっても有名。
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March 29, 2005


3月末で廃止となる、岐阜市内の路面電車。
どうしても乗りたくなって、仕事が終わってから駆けつけた。
高校時代はよく乗った。
ふだんは校門の前にバス停があるため、
市内バスの定期券で通っていた。
路面電車のほうが安かったのだが、
下車駅からG北高までは徒歩5分掛かる。
いつもぎりぎりに教室へ駆け込む私にとって、この5分は大きい。
ただし、定期が切れているときは、路面電車を使うことが多かった。
何といっても、市内均一25円というのが魅力的だった。
バスはたしか40円。
たかが15円の差と言うなかれ。
チリも積もれば、高校生にとっては大きな金額だった。
路面電車のことは、廃止直前のこの時期になって、
ひんぱんにテレビや新聞で紹介されている。
以来、路面電車のことが気になって、気になって、
廃止前にぜひもう一度、乗ろうと決めていた。
新岐阜駅から忠節駅まで、時間で約15分、料金は170円。
高校時代のことを思い出しながら、外の風景を、ぼうっとながめていた。
懐かしくて、熱いものが込み上げてきた。
自家用車や路線バスとの共存は、本当に出来なかったのだろうか。
今さらながらそんなことを考える。
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March 28, 2005
大植英次率いる大阪フィルの岐阜定期演奏会を聴きに
岐阜市のサラマンカホールへ。
今までの大フィルは、肝心なところで音を外したり(特に金管)、
出だしが大きくずれていたりと、
とてもプロオケとは思えないような演奏が何度もあった。
朝比奈隆が亡くなり、低迷の後、2年前から大植英次が常任指揮者に。
大植の指揮で聴くのは初めてだが、
とても音の締まった、統率力のとれたいいオケになったと感じた。
まずはヴィヴァルディの「四季」
ソロは長原幸太。
この若き首席ヴァイオリニストが、
大植英次と息の合った演奏を聴かせてくれた。
技術的に荒いところもあるが、
こんなにわくわくさせてくれる演奏家、国内にはそんなにいない。
これからも注目したい。
スリリングな演奏に終演後、惜しみない拍手が送られ、
定期演奏会には珍しく、アンコール曲としてバッハが演奏された。
メインのベートーヴェン第4番。
大植はベートーヴェンを得意としているのだろう。
テンポを巧みに揺らしながらの演奏からは、大いなる自信がうかがえた。
力ずくで引っ張っていく大植に必死についていく大フィル。
キズがないわけではないが、緊張感は最後まで保たれた。
いつの間に、こんな機能的なオケに変身したのだろう。
大植のトレーナーとしての能力は本物だ。
ベートーヴェンの後でもアンコールが演奏された。
大植は米国在住期間が長いだけあって、
こういったサービス精神は旺盛だ。
大植=大フィルを、当分追っかけていこうと思う。
まだまだ変化を遂げるのはこれから、そんな予感がする。
ひとつの指標となるのが、今秋のマーラー3番であろう。
絶対に聞き逃せない。
●大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団 岐阜定期演奏会
'05.3.26 サラマンカホール(岐阜市)
ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」より「四季」
長原幸太(Vn)
(encore)
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より「サラバンド」
(休憩)
ベートーヴェン/交響曲第4番
(encore)
J.シュトラウス/ピチカート・ポルカ
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March 27, 2005

精神科医、伊良部一郎が主人公の短編集。
どの話にも心因性の病を患う、ごく普通の人々が登場する。
と、こう書いてしまうと、シリアスな、重い内容に思えてしまうが
実はドタバタともいえるコメディ。
伊良部一郎は医学博士だが、
デブで、笑うと歯茎が見えるヘンなおじさん。
しかし家柄はよく、金はたんまりと持っている。
車は黄色いポルシェだ。
伊良部先生以上に、
推定Gカップでナイスバディ、
そして露出狂の看護婦(師)、ナオミちゃんのキャラがいい。
仕事や人間関係に疲れたときにおすすめの1冊。
きっと、気分が楽になるはず。
続編で第131回直木賞受賞作「空中ブランコ」を、現在読んでいる。
一晩で読み終えてしまえるくらいおもしろい。
ただ、私の好みの小説ではないので、
5段階評価は☆☆☆☆
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March 26, 2005
朝起きたら、目の痛みは治まっていた。
朝一番に眼科へ行き、医師から「ほぼ完治」のお言葉をいただいた。
しかし片目って、不便だ。
車の運転ができないどころか、歩いていても不安になる。
おまけに、見えている右目の疲労もひどい。
やっと眼帯も取れて、今はとても快適!
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March 25, 2005
朝起きたら、左目の奥が痛い。
そのうちに涙が出てきて、止まらなくなった。
目にゴミでも入ったのだろうと、何度も水で洗浄するが、
痛みは治まらない。
目薬を使っても症状は変わらないので、
職場近くの眼科に行った。
「角膜びらん」が病名。
何かの原因で、角膜にキズがついたらしい。
とりあえず、薬を塗り眼帯をして、
一日、様子を見ることになった。
今の私は、花粉症のマスクと眼帯で、
人相がとても悪くなっている。
明日は眼帯、取れますように。
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March 24, 2005

職場近くの桜並木に、ぼんぼりが取り付けられた。
今週末から、いよいよ「桜まつり」が始まる。
準備も着々と進んでいる。
ところが、つぼみはまだまだかたい。
開花予想は今月末だが、遅れそうな気配。
メインイベントの開催される4月2、3日は、
3分咲きくらいだろうか。
ちょっとさみしいかも。
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March 23, 2005

セガが開発したidog、面白そうなので早速予約した。
AIBOに似たイメージがあるが、まったく違うもの。
その時々の気持ちを音楽で表すのが得意らしい。
といっても、詳しくは現物を見ないとよくわからない。
音楽を一緒に楽しんでくれるペット、というのがキャッチコピーで
iPodやMP3プレイヤーと接続すれば、スピーカーの代わりにもなる。
これが一番の売りなのだろう。
ほかにもいろいろなことができそう。
対象年齢が6歳以上となっているが、
大人でも十分楽しめるのでは。
3,990円という価格も手を出しやすい。
発売は4月2日。
大ブレークの予感。
うん、楽しみだ。
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March 22, 2005

村上春樹の作品は、とても口当たりがいい。
どんどん読めてしまう。
でも、理解するのはけっして容易ではない。
「アフターダーク」もそんな作品の典型である。
物語は、ある日の深夜12時前に始まる。
そして早朝7時までの一晩の、
都市にうごめく名もなき人々を描く。
深夜のファミレスで本を読み続けるマリ、
ベッドで眠り続けるマリの美しい姉エリ、
ラブホテルで売春の最中、殴られ、すべてを奪われた中国人の女の子、
そのラブホを仕切っている元女子プロレスラーのカオル、
訳あって、ラブホで働くコオロギとコムギ、
中国人の女の子を買い、殴ってきた、会社員の白川、
そしてこれらの人物や、物語をつなげているのが大学生の高橋、
どこにでもいそうな登場人物たちばかり。
彼らの会話はおもしろく、リズムがいい。
この作品の魅力のひとつだ。
それぞれの視点から描かれ、物語は進んでいくが、
ひとつだけ登場人物には関係のない、客観的な視点がある。
この哲学的ともいえる視点が、この小説の理解を難しくしている。
さてエンディング。
これもいつものことながら、何も解決しない。
序盤からいろいろ伏線が張られている。
最後にどのようなまとめかたをするのだろう、
そう期待して読み続けると、失望が待っている。
「えっ、だからなんなの?」「どうして終わっちゃうの」って。
そして読み返してみたくなる。
かく言う私も、現在再読の途中である。
もしかすると続編が、あるいはシリーズ化が、
なんて予想したりもする。
というわけで5つ星評価は☆☆☆☆
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March 21, 2005

今日は暖かい日になったので、
スタッドレスタイヤをノーマルに交換した。
自家用車2台分、計8本の作業はなかなか大変。
途中で休憩をはさみ、約1時間半掛けて終了した。
今シーズン、積雪があったのは1日。
当日と、翌日の2日間が、スタッドレスタイヤの活躍日だった。
交換にこれだけ労力を使うのだから、
もう少し降って欲しいというのが本音。
実はまだ作業が残っている。
スタッドレスタイヤ1本1本のホイールに付いている
ドロやブレーキダストをきれいに磨いて乾燥させた後、
1本ずつビニール袋に入れ、倉庫に保管する。
明日か明後日、仕事が終わった後、
夜に作業することになりそう。
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March 20, 2005
2週間ほど前、職場近くの駐車場で、
車のエンブレムを傷つけられた。
ずっとそのままにしてあったが、
だんだん恥ずかしくなってきたのと、
ブレーキオイル不足と、リアランプ切れの警告灯がついたので
ディーラーに行ってきた。
直してもらっている途中で、
「るうかすさま、オイルもそろそろ交換の時期です」
「じゃあついでに、交換しといて」
「エレメントはどうされますか」
「ついでに交換しといて」
少ししてからまた
「るうかすさま、ブレーキパッドがずいぶん減ってきていますが
どうされますか」
「ついでに交換しといて」
というわけで、5カ所も修理してもらった。
外国車のディーラーって、いつも修理代の見積もりをくれない。
直してから後で、自宅に請求書が送られてくる。
総額はいくらになったんだろうか、ちょっと心配。
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March 19, 2005
昨日、運転免許証の再交付を受けてきた。
免許証が見当たらなくなったのは1カ月以上前のこと。
最後に見たのがいつか分からない。
私はずっと車の中に入れっぱなしなのだが、
盗難にあったのか、あるいは携帯しているときに落としたのかも分からない。
車の中や上着、コートのポケットなどを、何度も何度も探した。
とうとうあきらめて、運転免許センターへ行ってきた。
再交付に必要なものは3点。
申請用の写真(スピード写真で500円)、
身分を証明する例えばパスポート、そして現金3,350円。
私の住んでいる県の場合、平日の2時30分から3時までしか受け付けしていないので
休暇を取って行ってきた。
説明、手続きなどを経て、免許証を手にしたのは1時間半後。
即日交付してもらえたのはうれしい。
最近は本人以外が申請することもあるようで、
本人確認は大変厳しかった。
パスポートで必要要件をチェックした後、
家族構成とか、兄弟の有無、性別などを聞かれた。
これって、本人確認と全然関係ないと思うんだけど、
公安当局はこうやって情報をストックしておくんだろうな、きっと。
ともあれ、新しい免許証が手に入った。
これでひと安心。
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March 18, 2005

何度見ても素晴らしいプロダクションだ。
ライオンキングは、ミュージカルというジャンルだけでなく、
芝居、オペラ、パフォーマンスなど、あらゆる舞台芸術の中でも
トップクラスの完成度だと思っている。
演出のジュリー・テイモアを知ったのは、
1992年、第1回のサイトウキネンフェスティバルで上演された
ストラヴィンスキーのオペラ「エディプス王」。
小澤征爾が指揮・監督のオペラで演出を担当したのが
若かりしころのジュリー・テイモアであった。
その斬新なアイデアは、今でも語りぐさとなっている。
ライオンキングを初めて見たのは、
ロンドン、ウエストエンドのライセアム劇場。
オープニングの大合唱「サークル・オブ・ライフ」と
出てくるゾウやキリンなど動物たちの造形美に、まずは圧倒された。
あとはエンディングまで、場が変わるたびに、
驚きと感動の連続だった。
劇団四季のヴァージョンは今回で3回目。
キャストには不満だらけなのだが、
ジュリー・テイモアのプロダクションを見るために、
また足を運んでしまった。
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March 17, 2005
だれも言ってくれないから、自分で言おっと。
“Happy Birthday!!”
20代のころは46歳なんて、ただのおっさんに見えた。
で、今は、ただのおっさんです(笑)
実は3月17日というのは、
私の両親の結婚記念日であり、
私が3歳のときに亡くなった祖父の命日であり、
そして私の誕生日でもある。
いろいろ因縁のある日なのである。
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March 16, 2005

書家、臼井千里さんの個展を見に、名古屋市の妙香園画廊へ。
「コスモス・小宇宙・四季のおとづれ」と題し
新作18点が展示されていた。
中には、カンヌ国際芸術祭国際芸術賞を受賞した作品
「COSMOS 海」もある。
会場の「あいさつ」によると、
「書とわたしが向かい合って28年になる」という。
実は、臼井さんの本業は、国際会議などでの同時通訳。
ほかにもボランティアで、
国際交流に関する各種事業のお手伝いや団体の事務局、
さらには、国や地方公共団体の各種審議会などの
委員も務めていらっしゃるスーパーウーマン。
そういった合間を縫っての創作活動なのである。
年に1回は必ず個展を開いているが、
その創作意欲や創作活動に費やす時間は、どこから湧き出てくるのだろうか。
もう20年以上前から惹かれている臼井さんの作品。
今回の18点の中では、やはりアルファベットのCOSM0Sシリーズが圧倒的。
これは本人のライフワークでもある。
それ以外で気に入ったのは「萌」。
表装の萌葱色との見事な調和、今の季節にもぴったり。
臼井さん、これ欲しいです。
ちょうだいとは言わないから「安く売って!」
余談だが、臼井さんの作品は、展示と同時にほぼ完売してしまう。
一般人では、なかなか手が出ない値が付いてしまうのが残念・・・
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March 15, 2005

雑誌「ダ・ヴィンチ」4月号は、
なんと「のだめカンタービレ」の大特集。
まず驚いたのは、世間を騒がせているライブドアの堀江貴文社長も
このコミックにハマっているという事実。
でも、この取材時には、まだニッポン放送株の話は
世に出ていなかったのかもしれない。
ほかにも、キャラクターの紹介、音大生や音楽関係者のコメント、
作者の二ノ宮知子のロングインタビューなど、読みごたえは十分だ。
ファンには必読。
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March 14, 2005

ベッドに寝ている父。
死期が迫ってきている父を前に、
息子が、若かりしころの父の奇想天外な人生を振り返っていく物語。
父を早くになくした私は、小説にしろ映画にしろ
この手の物語に弱い。
そんなツボにはまった一作。
ティム・バートン監督が映画化し、日本では昨年公開された。
ちまたの評価はそれほど高くないが、
私にとっては昨年の映画の中で3本の指に入る傑作。
ユニークな作品ぞろいのこの監督の作品のなかでも代表作であると思う。
そして、映画は原作を超えたと言ってもいい。
というわけで、5段階評価は辛めの☆☆☆
残念!!
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March 13, 2005

三越の新しいテナントビル、LACHIC(ラシック)に行ってきた。
「自分らしく」から取ったネーミング。
一度聞いたら覚えられる、なかなかいい名称だと思う。
名古屋初登場のブランドも多いらしくて、ずいぶん注目を集めていた。
今日はオープン後、初めての週末で大変な混雑。
私が目指したのは、TOMORROWLANDとMARGARET HOWELL。
前者は私の一番好きなセレクトショップ。
名古屋では今までPARCOに1店舗あったが
今回、フロア面積がぐっと増えて品揃えも充実。
これで、わざわざ首都圏まで出掛ける必要がなくなった。
後者は昨年、岐阜でも新しいショップが出来たが
LADIESはともかくMENSがあまりにも貧弱。
LACHICのショップは、岐阜に比べるとMENSの選択肢が多いのがうれしい。
もうひとつ、スペインのシューズブランドCAMPER(カンペール)も出店。
名古屋では一番大きなショップとなる。
というわけで、今までTOMORROWLANDはPARCOへ、
MARGARET HOWELLは三越名古屋本店へ出掛けていたのが
このビルに行けば、一度に用が済む。
ありがとう三越さん。
ところで、フロアに愛・地球博のキャラ、モリゾー&キッコロ(着ぐるみ)がいて
愛嬌を振りまいていた。
しかしこいつら、至るところで見かける。
何匹(頭?)いるんだろうか?
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先の丸くなった消しゴムで、細かい文字を消そうとしたら
関係ないところまで消しちゃった、なんて経験は誰にでもある。
普通の消しゴムにはカドが8カ所、
あっというまにすべて丸くなってしまう。
ところが、カドが28カ所もある消しゴムがある。
その名もずばり「カドケシ」、
文具メーカー、コクヨの製品。
10個のキューブの集合体というデザインで、
ひとつのカドが丸くなっても、次々と新しいカドが使える快感が味わえる。
消しくずもエラストマー樹脂といって、掃除しやすく環境にも優しい。
カドケシは、ユニバーサルデザインのステーショナリーというアイデアを一般から公募し
受賞した中から商品化された。
ユニバーサルデザインとは、
アメリカの設計者、ロン・メイスが提唱した理論で、
「障害者はもちろん、あらゆる人にとって扱いやすいデザインがなされるべき」
という至極もっともな考え方。
いつかはすべての製品が、この理論に基づいて設計されるようになるであろう。
デザインも秀逸で、
MoMA(ニューヨーク近代美術館)のリニューアルオープン時に
Museum Shopで取り扱いが始まった。
世界的に評価も高い商品だ。
と、ここまで書いたところで、長女に見つかった。
長女「あ、カドケシどうしたの」
私「う、うん、イベントでもらった。面白いなあと思って」
長女「でも、あんまり消えないよ」
私「使ったことある?」
長女「うん、数年前から学校で配布されている」
ということなんだそうだ。
どういうルートかは知らないが、
学校ではカドケシの小さいバージョン「プチ」が普及していて、
だれでも知っているとのこと。
知らないのは私だけだったのか・・・
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March 12, 2005

岐阜県可児市の「花フェスタ記念公園」へ行ってきた。
現在、「花フェスタ2005ぎふ」なるイベントを開催中。
目玉は、世界一のバラ園だが、この時期、まだ咲いてない。
そこで入館したのが公園内に新しく完成した「花のミュージアム」
そこに飾ってあった、幻の青いバラ「ブルーヘブン」。
既存のバラの中では、一番青色に近いとされる。
実際に見ると、色は青より白に近い。
薄い青さが何とも魅力的でかつ神秘的だ。
品性を持ち合わせたこの花に、しばし見とれていた。
ブルーヘブンは、
岐阜県内の育種会社が20年掛けて開発したという。
会場内では苗木が売られていた。
2,500円と安くはない。
この花が確実に咲くのなら育ててみたい気もするが、
花をつける前に、枯らしてしまいそう。
買うのはやめておいた。
ネットで調べたら、ホワイトデー(3月14日)に
ブルーヘブンの花束を送るサービスがあった。
残念ながら完売だった。
こんな花束を贈られたら、どんな女性でも、
うっとりするだろうね。
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March 09, 2005

知る人ぞ知る、3月9日は、
気象庁が今年2回目となるサクラの開花予想を発表する日。
私の住んでいる地域の開花は30日、
平年より一日遅れるとの予想が出た。
まあ、だいたい例年どおりで、ほっと一安心。
開花予想の発表を、やきもきしながら待つ人は少なくない。
例年、全国各地で「桜祭り」が開催されるが、
開花がもっとも気になるのは、その関係者であろう。
祭りの主催者だけではない。
ライトアップの業者、警備会社、ツアーを企画する旅行代理店なども含まれる。
開花予想日がイベント期間とずれた場合、
大きな損失、非難を浴びることになるのだ。
地元の桜祭りは4月2・3の両日。
このまま推移すれば、満開の時期とぴったり重なる。
あとは、当日の好天を祈るばかり。
昨年は雨に泣かされたからねえ。
なお、開花の基準となる標本木は、どこの名所でも1本決められている。
たくさんの並木の中から選ばれている木、
どの木なんだろうと気になった人は、市役所に問い合わせてみよう。
きっと教えてくれるはず。
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March 07, 2005

ネビュラス・マグネチック・ホルダーをいただいた。
最初、直径8センチのアルミ缶に入っているときは、なんだろうと思った。
開けてみても、なんだろうと思った。
中身を出してみても、なんだろうと思った。
図面を見ながら組み立てて、分かり掛けてきた。
マグネットホルダー、つまり、
マグネットでちょっとしたメモ紙などをホールドする(そのまんま!)らしい。
実際に使って、やっと全貌が明らかになった。
おしゃれだし、使いやすいし、これなかなかいけるよ。
あなたも机の上に、ひとつどうぞ。
代理店は、umbla JAPAN
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March 06, 2005
R・ワーグナー作曲の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は
私の大好きなオペラ(正確には楽劇)のひとつ。
前奏曲はCMに使われたり、
オーケストラ公演の前プログラムで取り上げられたりして、結構有名。
ところが、全幕の上演となると、
休憩を入れて5時間以上という公演時間が災いしてか、
なかなか観る機会がない(特に地方では絶望的)。
ところが驚くことに、東京では今年の秋、
バイエルン国立(州立)歌劇場の来日公演と、
新国立劇場の公演が2日間も重なってしまった。
つまり同じ日、同じ時間に「マイスタージンガー」が上演されるというわけだ。
具体的には9月28日(木)と10月2日(日)。
会場は新宿の初台と渋谷のNHKホール。
歩いても20分程度の距離。
これって、すごいことなんじゃないかなあと思う。
いつものことながら、首都圏の皆さんがうらやましい・・・
参考までに、バイエルン国立歌劇場のチケットはS席60,000円。
結構なお値段。
新国立劇場は最高額の席が23,100円、
とっても安く、お得に思えてしまうのは錯覚か。
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March 05, 2005
Jリーグが開幕した。
今年から1シーズン制、18チームとなったので、
これから秋までの長丁場となる。
とにかくスタートダッシュに失敗しないことが一番。
わがグランパスは、ジェフ千葉(以前の市原)との対戦。
勝利を目前にまさかの同点ゴールを浴びた。
明らかに日本代表キーパー楢崎のミス。
あまりにも痛い引き分け。
詰めの甘さは相変わらずか。
しかし18歳のMF、本田が素晴らしい動きをしていた。
久しぶりに、将来が楽しみな選手が出てきた。
今シーズンは本田に要注目だ。
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March 03, 2005

郊外の大型商業施設で起こった大惨事。
集団パニックが起き、69 人の死者、116人の負傷者が出ているにもかかわらず、
原因が今ひとつ不明となっている。
かかわった人たちの証言により、
惨事の全貌が、だんだんあぶり出されていく・・・
あまりにリアル、背筋が寒くなった部分もあり、
ミステリーというよりホラー的要素が強い。
最後の最後まで、興味を持たせながら、
怒濤のようにラストへ突入。
でも、このラストはどうなんだろう、ちょっと期待はずれ。
面白くないわけではないが、
もっと、やられた!っていうのを期待していたんだけどな。
残念ながら星1つマイナスで☆☆☆☆
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タイトルから連想した内容とは、ずいぶん趣が違っていた。
ある団地に住む家族と、その家族を囲む人々を描いた連作短編小説。
主人公の女子高校生マナ、マナの父母、祖母、弟、父の恋人であり弟の家庭教師と
語り手を順にかえながら、どこにでもいる一般的な家庭の風景を描いている。
「お互いに秘密を持たない」というのがこの家庭の方針。
ところが現実はそうではないことが、次第に明らかになっていく。
明るいホームドラマではない。
グロと言ってもいいかもしれない。
著者の角田光代は、確かな筆致で
それぞれの人間の内面を掘り下げている。
'03年にこの作品で婦人公論文芸賞を受賞、
直木賞候補にもなり、審査員から高い評価を得たが、
決選投票の末、過半数に達せず落選。
今年に入ってから「対岸の彼女」で
第132回の同賞を受賞したことは記憶に新しい。
ということで、この作品の5段階評価は☆☆☆☆☆の満点
ところで、この小説は豊田利晃監督により映画化された。
既に撮影は終了し、今秋の公開を待つばかり。
小泉今日子がマナの母を演じる。
ほかの出演者は、板尾創路、鈴木杏、広田雅裕、ソニン、大楠道代 ・・・
おもしろそうな映画だ。
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March 02, 2005
お気に入りのPopsを100曲ほど取り込んで、
翌日の出勤時からiPod shuffleを使い始めた。
さあ、最初に出てくる曲は何だろう・・・
○天使のウィンク/尾崎亜美
うっひゃー、こんな曲? でも朝聴くには悪くないな
で、2曲目は・・・
○ガラスの花/谷村新司
これには苦笑。
3曲目は・・・
○メンフィス・ブルース・アゲイン/ボブ・ディラン
渋すぎる~
4曲目は・・・
○グッド・フレンズ/ケニー・ロジャース
いい曲だけど、朝から聴く曲ではないな。
5曲目は・・・
○一人の部屋/チューリップ
こんな曲、入れてたんだ。
と、ここで職場到着。
何が出てくるかわからないというのは
実際に使ってみるとなかなかおもしろいものだ。
これまでの感想としては、
まずは軽いこと、軽すぎる~。
首から下げてもいいけど、おじさんがそうしてるとなんかヘンだから、
ポケットに入れている。
一番の問題は、スライド式のメインスイッチが使いづらいことか。
それ以外、特に不都合なことはない。
シンプルな構造だけに、失ったものも多いが、
利用目的がはっきししていれば問題ない。
このiPod shuffleを買うかどうかの判断は、
shuffleというコンセプトを受け入れられるかにかかっているだろう。
私はとてもおもしろがって、
iPod shuffleがある生活を楽しんでいる。
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March 01, 2005

最近、いいことがないなぁ。
公私ともにいろいろあって、ずいぶん落ち込んでいる。
今日は、
車のフロントエンブレムにいたずらされているのが分かった。
塗装部分が剥がされている。
このまま走っていると恥ずかしいので
新しいものに変えないと。
ボディには、キズはないみたい。
不幸中の幸いだった。
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映画「パッチギ!」は'60年代後半の京都が舞台。
小競り合いの絶えない日本人の高校と、朝鮮学校。
主人公である日本の男子高校生が、
ひょうんなことで在日の女子高校生を好きになることから
さらに話はこじれていく・・・
見終わって、井筒和幸監督のキャスティングの見事さにまず拍手。
主役クラスは若手の役者ばかりで、
脇をかためるのが個性豊かなベテラン。
康介の母は昨年亡くなった余貴美子、
ボーリング場支配人はぼんちおさむ、
ラジオのディレクターは、何と大友康平、
私は知らない役者だが、布川先生の光石研もいい。
そして私の一番のお気に入りは、看護士の真木よう子。
非常に扱いづらいテーマ「在日」を
涙あり、笑いあり、そして当時のヒット曲で包んだ、
青春映画の傑作といえよう。
「GSのオックス」「毛語録」「レオポン」「全共闘」
こんな言葉に反応する人はぜひ見てほしい。
ただ私としては、暴力の扱いや、
あまりに朝鮮側に偏った表現方法が気に入らない。
編集で、もう少しなんとかならなかったものか。
これで、☆ひとつマイナス
というわけで5段階評価の☆☆☆☆
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