CHISATO USUI EXHIBITION2005
書家、臼井千里さんの個展を見に、名古屋市の妙香園画廊へ。
「コスモス・小宇宙・四季のおとづれ」と題し
新作18点が展示されていた。
中には、カンヌ国際芸術祭国際芸術賞を受賞した作品
「COSMOS 海」もある。
会場の「あいさつ」によると、
「書とわたしが向かい合って28年になる」という。
実は、臼井さんの本業は、国際会議などでの同時通訳。
ほかにもボランティアで、
国際交流に関する各種事業のお手伝いや団体の事務局、
さらには、国や地方公共団体の各種審議会などの
委員も務めていらっしゃるスーパーウーマン。
そういった合間を縫っての創作活動なのである。
年に1回は必ず個展を開いているが、
その創作意欲や創作活動に費やす時間は、どこから湧き出てくるのだろうか。
もう20年以上前から惹かれている臼井さんの作品。
今回の18点の中では、やはりアルファベットのCOSM0Sシリーズが圧倒的。
これは本人のライフワークでもある。
それ以外で気に入ったのは「萌」。
表装の萌葱色との見事な調和、今の季節にもぴったり。
臼井さん、これ欲しいです。
ちょうだいとは言わないから「安く売って!」
余談だが、臼井さんの作品は、展示と同時にほぼ完売してしまう。
一般人では、なかなか手が出ない値が付いてしまうのが残念・・・
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