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February 13, 2005

ハウルの動く城(宮崎駿監督)

hauru0

この映画、評価が割れるだろうな。
細かい部分で説明不足の感は否定できないし、
最後に愛は勝つ、というご都合主義のエンディングはあまりに唐突。
反戦の主張も中途半端で、どうにもじれったかった。

しかし、映像とテンポの良さはさすがジブリ、
説明不足も、観客の創造力に任せたと考えれば納得できる。
あと、久石譲の音楽は、今まででも最高の出来。
メロディが頭にこびりついて離れない。

というわけで5段階評価の☆☆☆☆
もう1度見たら、5つ星になると思う、たぶん。

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Comments

本当に私の回りでもこの映画は賛否両論で、
それなら見にいかんとこうかなぁ?と思っていましたが、るうかすさんの☆数みたら行きたくなりました。

ジブリの作品で私が好きなのは 耳をすませば かな。単細胞の私にはジブリ作品は一度ではわからないことだらけです。

Posted by: じゅぴ | February 13, 2005 10:01 AM

じゅぴさん

ジブリ作品は、いつも2回以上見ています。
理解度がずっと増しますからね。

2回とは言いませんから、一度見てください。
そして感想、聞かせてください。

Posted by: るうかす | February 13, 2005 08:29 PM

 るうかすさん、こんにちわ。
 わが家では、「ハウルの動く城」を年末に観ました。娘と私はしっかり楽しみましたが、息子と主人には不評でした。賛否両論ですね。
 先ほど、トラックバックさせていただきました。

 以前、コメントをいただきました『そんなにかわいく笑わないで』(角川文庫)を夕べ読み始め、一気に読みました。
 弱者に対するいたわりと同時に本当の意味での優しさと厳しさを持ち合わせた黒田記者・・・お亡くなりになられたのが残念ですね。
 わずか20年前の日本とは思えないほど、たくさんの方々の苦しみや喜びが綴られていて、涙がにじんだり・・・、いろいろと考えさせられました。

 重度の脳性まひの青年がタイプでゆっくり打って作ったひらがなの詩、「ひとしずくのあめ」が心に残りました。
 
 るうかすさんにご紹介いただかなければ、出会うことがなかったであろう一遍の詩と一冊の本、本当にありがとうございました。

 『錦繍』という小説、以前からずっと読みたいと思っていました。るうかすさんの感想を読み、ぜひ、読んでみようと思いました。

 長いコメントになってすみません。
 お風邪と花粉症にお気をつけてお過ごしくださいませ。

Posted by: まざあぐうす | February 15, 2005 03:24 PM

まざあぐうすさん、コメントありがとうございます。
私は表題になっている「そんなにかわいく笑わないで」を読むたびに
涙が止まらなくなります。
ほかにも、心を洗われるような読者と記者とのやりとりがたくさんあって、
落ち込んだときに読むと、勇気づけられる1冊です。
私がもし、10代のときにこの本に巡り合っていたのなら、
きっと社会部記者を目指していたと思います。

この本を含む「記者の窓から」シリーズ、
ぜひ全巻読んでみてください。

Posted by: るうかす | February 16, 2005 12:56 PM

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Tracked on February 15, 2005 03:17 PM

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