THE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOW
MISIAのコンサート「THE SINGER SHOW」を見るため、
名古屋レインボーホールへ、いそいそと出掛けた。
POPSやROCKの公演で使われる会場は
1.ドームまたはスタジアム(5〜3万人規模)
2.アリーナ(3〜1万人)
3.ホール(3〜1千人)
4.その他(ライブハウスなどでのプライベートライブ。千人未満)
などに分かれる。
MISIAクラスになると、1.か2.がほとんど。
今回のレインボーホールは2.で、
アーティストと観衆の一体感を得るには一番よいキャパシティだろう。
これ以上大きくなると、
アリーナ席はともかく、スタンド席で盛り上がろうとするのは難しい。
かといって小さくなると、演出上の制約が多くなる。
余談だが、ローリングストーンズやポール・マッカートニーなど
世界の一流アーティストの公演は、
音楽を聴くというだけでなく、
演出でもすばらしいパフォーマンスを見せてくれる。
1年半前のポールの公演、
コンサートが始まる前のパフォーマンスといったら
これだけで1万円払っても惜しくないと思わせるほどであった。
前置きはこれくらいにして、MISIAの「THE SINGER SHOW」
以下、ネタばれありなのでご注意を・・・
今回、名古屋での公演は2回。
土曜日に行く予定が急きょ予定が入ったため、
ヤフオクで売って、日曜日のチケットは別途ヤフオクで購入。
売値は2枚で32,000円。
で、購入はぎりぎりだったため、アリーナなのに何と定価割れ。
差し引き17,000円の儲けだった。
公演直前になると、スタンド席は叩き売られていた。
ペアで1円スタートで、落札が1,000円とか。
ドームならともかく、アリーナクラスの会場であれば
スタンドでも十分楽しめる。
ペアで1,000円は、タダみたいなものだ。
●THE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOW
'05.1.23 名古屋レインボーホール
SET LIST
(前座あり)
1.K.I.T
2.LAILA
(パーカッションとダンスによるパフォーマンス。
そのまま次の曲へ)
3.君だけがいない世界
(MC 愛知万博と藤井フミヤの話)
4.星空の片隅で
5.Birthday Cake
6.LET IT SMILE
7.冬のエトランジェ
(MC ステージ全面へ。
上下するフロートのようなものに座って次の2曲を歌う間に、
ステージ上手から下手へ移動)
8.風のない朝、星のない夜
9.名前のない空を見上げて
(イルミネーションが美しい宇宙船のようなセットが天井から登場。
これに乗り、ピアノを弾きながら次の2曲)
10.Mama Says
11.Holy Hold Me
(宇宙船から降り、ステージを走り回りながら)
12.MELODY
13.INTO THE LIGHT
(encoreの1曲目。全員が登場)
Everything
(メンバー紹介の後、ギターとキーボード、MISIA以外は退場。
3人でencoreの2曲目)
SONG FOR YOU
2時間を切る演奏時間は、ちょっと物足りない。
それと、ずいぶん体調が悪いように思えた。
声が途切れたり、音程を外す場面もあった。
新しいアルバムの曲が中心になるのは致し方ないところか。
私はMISIAの曲ならなんでもいい!という妄信的なファンではないので、
ヒット曲をもっと選んで欲しかったというのが本音。
それでも、私の昨年のフェバリット・ソング
「名前のない空を見上げて」には感涙。
前後するが、「K.I.T」「LAILA」で始まったオープニングにも、
鳥肌が立った。
というわけで、総体的には満足のいく公演であった。
これは個人的な好みだが、
小さな会場でのプライベートライブより、アリーナ公演のほうが
観客もそしてMISIA自身も、うんと楽しめるのではないか。
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