いま、会いにゆきます
嫌いなタイプの映画、のはずだったのに、
見終わると、そうでもなかった。
それどころか、最後の15分間は涙がとまらなかった。
「いま、会いにゆきます」は、良くも悪くも、竹内結子の映画である。
こんなにも演技力のある女優だったのかと認識を新たにした。
清楚な服装も似合っていた。
そして相手役の中村獅童も好演、
主役はこの二人しか考えられないと思えるほどのはまり役だった。
子役の武井証、先生役のYOU、医師の小日向文世など、
まさにキャスティングの勝利といえる。
この手の映画は、アラを探しながら見たらつまらない。
矛盾点は多々あるし、こんな純愛、あるわけない、と叫びたくなる人もいるかもしれない。
そんな先入観を持たず、純粋に楽しもうという気持ちがあるのなら、
きっと引き込まれる映画だ。
五段階評価は☆☆☆☆
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Comments
私も見ました。
どこかで観たような・・・
「ラブレター」「ラブストーリー」「秘密」
をちょっとシェイクした感を感じたのですが
そんなことはどうでもいいくらい
半分くらいからボロボロでした。
久しぶりに号泣しました。
人が死んでしまうとかいう状況よりも
遺してくれた想い、やさしさに感動するのかもしれないです。
獅堂さんのキャラクターがとにかく説得力がありましたよね。不器用で純粋で。
人は忘れられたくないし、もう一度だけどうしても逢いたいということありますよね。
伝えられなかったこと、してあげたかったこと。
そんな気持ちが形にしてくれたような映画でした。
すごくやさしい気持ちになりました。
Posted by: rain | December 14, 2004 10:11 AM
rainさん、コメントありがとうございます。
> すごくやさしい気持ちになりました。
ほんとそのとおりです。
今まで、この手の映画は、あまり見ていないのですが、
これからは足を運んでもいいなと思ってます。
Posted by: るうかす | December 18, 2004 12:41 PM