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November 28, 2004

モーターサイクル・ダイアリーズ

ゲバラ、ハンセン病、南米、革命、ロードムービー・・・
こんな受けそうもない映画が、よく日本で公開されたものだ。
配給会社と映画館に感謝しよう。

さてこの映画は、チェ・ゲバラが革命家となる前の、青春時代の旅を描いている。
バイクに乗って南米探検の旅に出たゲバラとその友人のグラナード。
さまざまな体験の中で、ゲバラの思想の核となるものが形作られていく。

ハンセン病の隔離病棟のあたりの描写はあまりにリアル、
私は目をそむけてしまった。
一方、チリやペルーの自然風景が実に美しい。
これだけでもこの映画を見る価値はある。

主役のガエル・ガルシア・ベルナルは、はまり役。
今年初めに見た青春映画「天国の口、終りの楽園。」では少年役を演じていたが、
この映画では男臭い役を好演している。

モーターサイクル・ダイアリーズは、事実に基づいた映画である。
それを証明するラスト・シーンがとても印象的。

評価は5段階で☆☆☆☆

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Comments

Today, while I was at work, my cousin stole my iPad and tested to see if it can survive a 30 foot drop, just so she can be a youtube sensation. My apple ipad is now broken and she has 83 views. I know this is totally off topic but I had to share it with someone!

Posted by: sbobet | June 25, 2014 06:21 PM

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