多くの祖先から生を受けて、私はここに存在する
祖父、曽祖父は50代でこの世を去った。
私が29歳のとき、父も56歳で亡くなった。
そのとき、血筋を考えると、私の人生はあと25年だと悟った。
それからも16年、余生は10年を切った。
私は父と母から生を受けた。
父と母はそれぞれ、両親つまり私の祖父・祖母から生まれた。
そして曽祖父は・・と系図を遡っていくと、
10代、300年前で約1,000人(2の10乗)の祖先と関わっていることがわかる。
20代600年遡ると約10万人、30代なら何と約1億人、
多くの祖先から生を受けて今、私はここに存在する。
体内の遺伝子の中には、すでに覚醒したものもあれば、
眠ったままのものも数多くあるはず。
まだまだ大きな可能性を持っているわけだ。
余生10年の間に何ができるだろうか、
そんなことを思いながら、日々を送っている。
それにしても、毎日のように
生命を軽んじる事件が起きている現状はどうしたものか。
人間の尊厳、生命の尊さを学ぶ場の必要性を感じる。
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