ゴッドファーザー<デジタル・リマスター版>
コッポラ監督の「ゴッドファーザー」、
今までテレビでは何度も観ているのだが、映画館は初めてだった。
完ぺきな映画。
結婚式、洗礼、裏切り、殺戮など、相反する場面が見事に構成されて、
3時間があっという間に過ぎてしまう。
そして、役者の演技。
マーロン・ブランドの貫禄は文句なし、
気性の荒いジェームズ・カーン、冷静沈着なロバート・デュバル、
気の優しい青年から次第に恐くなっていくアル・パチーノ、
ほかにも個性派がずらりとそろっている。
今年観た映画のNO.1「ウォルター少年・・・」のおじいちゃんの片割れが
ロバート・デュバル。
このころから、いい役者だったんだねえ。
印象に残る場面も多い。
特に最後の、ダイアン・キートン(若い!)が夫のアル・パチーノに
義弟を「殺したの?」と聞き、ウソをつく場面。
ほっとして、笑顔を見せるダイアン・キートン。
そして静かにエンディングを迎える。
しかし彼が壮絶な静粛を行った後のNY、このまま落ち着くとは思えない。
ドラマはパート2に続く・・・
パート2は来週末に上映される予定。
今から待ち遠しい。
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