1,500円は高いかも「グッゲンハイム美術館展」
ニューヨークに行ったのはもう10年以上前のこと。
このとき、グッゲンハイム美術館は改装中で閉館。
渦巻き状のユニークなデザインは、名建築家フランク・ロイド・ライトの手によるもの。
中はもちろんのこと、外観も工事用の布に覆われて見られなかった。
というわけで「ニューヨーク・グッゲンハイム美術館展」は期待して出掛けた。
会場は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム。
Bunkamuraは私のお気に入りの場所で、
今回のザ・ミュージアムはもちろんのこと、
シアターコクーン、ル・シネマ、オーチャードホールなど、何度も足を運んでいる。
ただし、オーチャードの音響だけはどうしても好きになれないが。
さて膨大なコレクションの中からピックアップされた展示作品、
印象派から現代アートまでとはいうものの、ほとんどが20世紀の前衛的な作品で占められている。
いつものように音声ガイドを借りて会場を回った。
苦手の作品群も、ガイドを聴きながらじっくり鑑賞すると
だんだん理解できたような気分になるから不思議だ。
音声ガイドは一般向けだけでなく、子供向けのプログラムもあった。
高島彩がナレーションを担当しているという。
こっちを借りればよかったかな。
さて展示の目玉は、ピカソの「黄色い髪の女」。
本展のポスターにも使われている有名な絵だ。
さすがにこの作品の前では人だかりが出来ていた。
全体の印象としては散漫なイメージ。
現代アートが好き、関心がある、あるいはおもしろいと思う人でないと
1,500円は高いと感じるのではないか。
写真は入場口の案内嬢。
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Comments
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Posted by: undetectable hacks for multiple games | June 05, 2015 11:53 AM