出たね、iMac G5
いろいろな噂が飛び交っていたけれど、
なかなかのデザインじゃないの?
私は気に入っている。
コンシューマー向けで1.6Ghzと1.8Ghz、
スペック的にはぜいたく過ぎるくらい。
ディスプレイは旧型と同じく17インチと20インチ。
キーボードとマウスがワイアレスになって、実にシンプルだ。
それでいて、価格は税別で14万9,800円から。
LAとラスヴェガスで散財してきたばかりなのに、
また物欲が、めらめらと沸いてきた。
困ったものだ。
いろいろな噂が飛び交っていたけれど、
なかなかのデザインじゃないの?
私は気に入っている。
コンシューマー向けで1.6Ghzと1.8Ghz、
スペック的にはぜいたく過ぎるくらい。
ディスプレイは旧型と同じく17インチと20インチ。
キーボードとマウスがワイアレスになって、実にシンプルだ。
それでいて、価格は税別で14万9,800円から。
LAとラスヴェガスで散財してきたばかりなのに、
また物欲が、めらめらと沸いてきた。
困ったものだ。
ラスヴェガス最後の夜に見たのは、ロックミュージカル「ウィ・ウィル・ロ
ック・ユー」。
ロンドンで上演中のヒット作品だが、ラスヴェガスでは1週間前にプレミアになったばかり。
北米では初めての公演らしい。
これは見逃すまいと前日、チケットを入手しておいた。
1枚約80ドルの安いチケットだったが、鑑賞するには十分の席。
舞台設定はロックミュージックが禁止されている未来社会。
クイーンのヒット曲が20曲使われているが、
ロックバンド「クイーン」を描いた作品ではない。
ストーリーは単純なのだが、いかんせん、英語のジョークが聞き取れない。
周りは大爆笑のときにも、こちらはきょとんとしていないといけないのが残念だ。
しかし、8枚の大型モニターを変幻自在に操る演出は、
いかにも未来的で見ているだけで楽しい。
そして、役者の歌唱力が素晴らしかった。
特に「ガリレオ・フィガロ」役でバンドのリードヴォーカルを演じた男優は、
フレディ・マーキュリーの難しい歌唱を、見事に再現した。
生のバンド演奏も、往年のクィーンそのもの。
ほとんど同じアレンジが、ファンにはたまらない。
エンディングは「ボヘミアン・ラプソディ」、知る人ぞ知る名曲である。
この曲を全員で合唱し、2時間30分近くにわたる舞台は幕を閉じた。
現在はロンドン、ラスヴェガスなどで上演中のこのミュージカル。
機会があればぜひ見ておくことをお勧めする。
ラスヴェガスに着いた夜に早速見たのが、
シルク・ド・ソレイユによるショー“O”。(「ゼロ」ではなくアルファベットの「オー」)
数あるラスヴェガスの有料ショーの中で一番人気、
チケットが正規でも150ドルするというのに、入手は大変困難となっている。
私もぜひ見たくて、代理店を探し回った。
+50ドルでも、なかなか見つからない。
そうしたら公演の2週間前、公式サイトにキャンセルが4枚出たので
早速、クレジットカードでの購入の手続きをとった。
席は前から10列目の舞台に向かって左寄りで、とても見やすい席。
しかも正規料金、幸運であった。
さて、その“O”、
とにかくすべてが斬新で、驚くばかり。
舞台はシンプルで、真ん中にプールがあるだけ。
ところが、それが深くなって10メートル以上の上空から役者が飛び込んだり、
あるいは浅くなって、役者が上を走り回ったり、時には火が出たり、
何が起きるのか分からない、面白さがある。
役者の中には、五輪の飛び込みやシンクロナイズドスイミングの
メダリストもたくさんいるらしい。
セリフはほとんど出てこないので、
言語、人種、年齢などを超えてだれでも楽しめるエンターテイメントだ。
世界でも最高レヴェルのショーであることを断言しよう。
そうそう、ここ数年来日して話題を呼んだ「サルティンバンコ」「キダム」は、
このシルク・ド・ソレイユが演じている。
カリフォルニアにあこがれていた。
太陽がサンサンと輝く気候、
そして、イーグルス、ジャクソン・ブラウン、ジェームス・テイラーなどに
代表されるウエスト・コースト・サウンド
さらには映画の聖地、ハリウッド。
映画と音楽の鑑賞に明け暮れていた高校、大学時代、夢にまで見た地だ。
ところが意外なことに、訪れたのは今回が初めて。
家族旅行でここを選んだのは、
その夢を遅ればせながら叶えようというのと、
長女が3年前の小学5年のときに、ホームステイしたファミリーに会うこと、
この二つが大きな理由であった。
LAだけで8日間の滞在は長すぎるので、
足をラスヴェガスまで伸ばした。
グランド・キャニオンも見たかったのだが、
日程的に無理があったため、今回は断念した。
今回の旅行は、22日から29日までの6泊8日。
20時前、名古屋空港に着いてまず一言、「なんでこんなに蒸し暑いの〜」
そう、LAは寒かった。
最終日の夜、ハリウッドボウルでの野外コンサートでは、
長袖どころかコートが欲しくなるほど気温が下がっていたのだ。
日程は以下のとおり。
22日 名古屋空港発、ラスヴェガス着、劇団 CIRQUE DU SOLEIL の“O”、 Paris Hotel泊
23日 ラスヴェガス市内をうろうろ
24日 同上、ミュージカル“We Will RockYou”
25日 LAに移動、ハリウッドへ、 ダウンタウンのMarriott Hotel泊
26日 ディズニーランド・カリフォルニア・アドベンチャー
27日 郊外へドライブ、ハリウッドボウルでJ. Williams指揮Los Angeles Philharmonicのコンサート
28,29日 LA発、帰国
詳しくは明日以降にぼちぼち・・・
明日22日から29日まで、LAとラスヴェガスへ行ってきます。
まったくのプライベート、家族4人で出掛けます。
ラスヴェガスはショーの鑑賞やレストランでの食事で
ほぼ日程は埋まっています。
LAはほとんど白紙状態だったのですが、
今日、向こうでお世話になる方から連絡があり、
全日、アテンドしてもらえるとのこと。
これはラッキーでした。
レンタカーを借りなくても、街中を効率的に移動することが出来ます。
8日間、ブログはお休みとなります。
帰ってきたら、今まで以上のペースで書き込もうと思っています。
では。
とうとうやってくれた、アテネ五輪で女子ホッケーが
ニュージーランドを相手に2−1、五輪での初勝利をおさめた。
いきなりの2連敗でずいぶん心配した。
1勝も出来ずに帰国するのでは、そんな思いも脳裏を横切った。
しかし選手たちは、これまでの2試合で、精神的に力強くなっていた。
考えてみれば、アルゼンチン、中国は日本よりずっと格上で、負けてもおかしくなかった、
というか、結果は順当であったといえよう。
それに対し、残る2チーム、ニュージーランドとスペインは、
実力差がほとんどない、十分勝てる相手。
安田ジャパンは、まず1試合をものにした。
次のスペイン戦も勝利して、わずかながら残っている
メダルへの可能性にかけたい。
歴史あるダンスホールが、レストランに改装された。
「芸文ダンスホール」、名称も外観も昔のまま。
しかし、重厚なドアを開けるとモダンな店内が広がる。
メニューが多彩なので、
私はレストランとして、あるいはバーとして
幅広く利用している。
古い話になるが、高校3年生から予備校時代のころ、
ロックンロールのリバイバルブームがあった。
当時公開されたジョージ・ルーカス監督の映画
「アメリカン・グラフィティ」が火付け役だったと思う。
ここのダンスホールにはそのころ、よく足を運んだ。
というのも、60年代サウンドを演奏する生バンドをバックに
ツイストを踊るというダンスパーティが、よく開催されていたからだ。
ブームが去ってからは、昔ながらの社交ダンスの場として
使われていたらしい。
一時、閉鎖された時期があったようだが、
今はまた、若い世代のたまり場として、連日にぎわっている。
今夜は、奥さんの実家に来ていたA新聞記者のOくんから連絡が入ったので
この店で飲むことにした。
彼と出会ってからもう10年以上になるが、
会うたびに社会部記者として大成していると感じる。
この11月には二人目の子が誕生する予定だという。
ますますの活躍に期待したい。
帰り際に、隣のテーブルのお客さんから声を掛けられた。
最初は気がつかなかったが、妻の結婚前の職場の同僚だった。
16、7年前、2、3回会ったことがあるだけなのに、
なんで私だとわかったんだろう・・・
大好きな映画に「ファールプレイ」がある。
いわゆるB級サスペンスコメディだが、
ゴルディ・ホーン、チェビー・チェイス、ダドリー・ムーアなど渋い俳優が勢揃い。
この手の映画を作らせたらピカイチの
コリン・ヒギンズ監督の演出が冴えわたった、実によく出来た映画だ。
今はVHSでもDVDでも手に入らないのが残念。
さて、この映画の冒頭で使われているのが
バリー・マニロウの「愛に生きる二人(Ready To Take A Chance Again)」。
印象的なメロディと、どこまでも甘いバリーの歌声が魅力だ。
私が初めてバリーのステージを目にしたのは20代の前半。
会場は見渡すかぎりおばさまばかり、少々恥ずかしかった。
しかし実に魅力的なショー(コンサートとはちょっと意味合いが違う)で、
エンターティナーとはこういう人のことを言うんだと納得した。
アンコール、アカペラで「One Voice」を歌い始めたときに鳥肌が立ったのを
昨日のことのように覚えている。
「ファールプレイ」にはバリーの大ヒット曲「コパカバーナ」も挿入されており、
ゴルディ・ホーン、ダドリー・ムーアが初めて出会うバーで流れる。
余談だが、この映画でのダドリー・ムーアは端役であるにもかかわらず
完全に主役の二人を食っている。
品のなさは許していただくとして、機会があればぜひ見てもらいたい映画だ
8月22日から29日まで家族旅行をする。
行き先はラスヴェガスとロサンゼルス。
西海岸は初めてなので楽しみだ。
ちなみに中2の長女は2回目!
ところがなかなか準備が進まない。
やっと先週末、屋根裏からスーツケースを出してきて、着替えなどを入れはじめたところ。
ましてや向こうでのスケジュールはまだほとんど白紙の状態。
毎晩、テレビで五輪を見ながら、
無料アトラクションやバッフェ(いわゆるブッフェ)のお勧めなどの情報を
ネットで仕入れている。
完売だったラスヴェガス一番人気のショー「オー」のチケットも、
ホームページでキャンセル分をゲット、だんだん気分も高まってきた。
あとはLA情報が不足しているので、今夜あたりから調べはじめようと思う。
何かお勧めやご意見があればお聞かせください。
アテネ五輪は個人競技で好成績が続くなか、団体競技はどこも苦戦している。
男子サッカーは2敗目を喫し予選リーグを勝ち上がれなかった。
女子サッカーもナイジェリアにまさかの敗戦、女子ソフトも2敗目、
唯一、野球だけが順調のようにみえる(もちろんこれからが大変だが)。
さて、私の応援している女子ホッケー。
中国に続きアルゼンチンにも負けてしまった。
前半は1−1で互角の戦いだったが、
後半になってアルゼンチンが前評判どおりの力を発揮した。
世界ランキング1位の国である、1−3のスコアは善戦したことにしよう。
メダル獲得は非常に厳しくなってきたが、気持ちを切り換え
とにかくあと2試合、まずは五輪初勝利を、
そしてできることなら2連勝して、
中国、アルゼンチンのどちらかが取りこぼしすることを期待しよう。
がんばれ!安田ジャパン。
お盆ということで、車で母を実家まで送った。
母の父、つまり私の祖父は104歳になる。
市内の男性では最高齢であり、たぶん県内でも上位にランクされると思う。
ありがたいことに、この年になっても元気で、
耳も目も内蔵も、まったく悪いところなし。
足が弱っているのは致し方ないが、杖や押し車で自由に歩くことが出来る。
普通に世間話ができるのが、驚きというより不思議な感じだ。
母やおじ、おばたちと一緒に1時間ほど話をしていたが、
会話の中心になるのは祖父。
話し好きなのだ。
私が会いに行くと、本当にうれしそうな表情を見せてくれる。
その笑顔を見るため、年に2回は祖父のところへ顔を出す。
昨日、中学時代の同窓会があった。
1学年3クラス、約100人のこぢんまりとした学校で、
今までにも何度か同窓会を開いており、
そのたびに約半数が出席していたが、昨日は約30人と集まりは悪かった。
場所は近くのレストラン。
ブッフェ形式の2時間半飲み放題で、男性5,000円、女性4,000円は安いと好評だった。
ただ、みんなおしゃべりに夢中で、料理は4分の3が残ってしまった。
欠席で返ってきたはがきを読むと、
家族で旅行だとか、お盆も仕事だからという人が多かった。
というわけで、ネット上に同窓会の写真をアップし、
パスワードを欠席者にも知らせて、
その様子を紹介しようということになった。
いろいろ試した結果、「インフォシーク」の「フォト」を使うことにした。
手元にある、前回、前々回の写真も近いうちにアップする予定。
メッセージボードもあるので、同級生同士の交流の場になればと期待している。
ひいきにしているヴァイオリニスト庄司紗矢香が、富士ゼロックスのCMに出ている。
今日、初めて見た。
ニューヨークで活躍する日本人ミュージシャン、AFRAとの共演。
AFRAは、私はあまり知らないが、楽器を使わず、同時に色々な音を口で奏でることができ、
これらの音をアレンジし、ラップミュージックとして表現するヴォーカリスト。
このAFRAと庄司紗矢香の、短いけれども見事なコラボレーションは、
あたかも即興で演奏しているように思える。
ついつい見入ってしまうCMだ。
庄司紗矢香は16歳のデビュー当時から何度もステージに接している。
天才と呼ばれるミュージシャンは、星の数ほどいるが、彼女は本物。
最近は著名な指揮者、オケとの共演も多くなっている。
ますます目が離せなくなってきた。
すばらしい!言葉にならないほどすばらしい、アテネ五輪開会式のパフォーマンスだった。
見ていない人はぜひ、ニュースでもいいから見てほしい。
私がオリンピックで一番楽しみにしているのは、
日本人がメダルを取ることではなく、世界新がたくさん生まれることでもなく、
開会式でのパフォーマンス。
毎回、お国柄やその時代の最先端の演出が見られる。
今回のアテネは、正直言って期待していなかった。
ところが、今まで見た中でも最高の感動を覚えた。
圧倒的された。
とにかく見てほしい・・・
毎年お盆には、私の家に父の兄弟が集まり、お墓参りをする習慣が続いている。
父がこの世を去ったのはもう16年前のこと。
それでも正月とお盆に集まるのは、その母、つまり私の祖母が
長生きしていたからだろう。
祖母は2年前、97歳で亡くなった。
それまでは、長男の父を除く3人の兄弟が配偶者や子供と一緒に集まって、
それはにぎやかであった。
祖母の後を追いかけるように、おじ、おばが相次いで3人亡くなった。
つまり父の兄弟とその配偶者8人のうち、生存しているのは4人となってしまった。
そのうち1人は私の同居している母。
残りの3人が今日、集まった。
以前に比べると、ずいぶんさみしくなったものだ。
それでもお墓参りをして、食事をして、
昔話に花を咲かせながら楽しい時間を過ごした。
私はこうやって過ごす時間が好きだ。
父を早くに亡くしたため、親せき関係のこと、先祖のことをまったく知らない。
おじやおばから聞かされる曾祖父や曾祖母の話、親せきのおばさんの話、
どれも新鮮でわくわくする。
血のつながりによって自分のルーツを知ることは、
私にとって大きな関心ごとである。
明後日は母の父、つまり祖父に会いに行く。
祖父は104歳、市内では男性の最高齢者。
足腰はずいぶん弱ったが、頭はしっかりしている。
よく電話も掛かってくるのだから、たいしたものだと思う。
この祖父に年2回会って話をするのも、私の楽しみである。
友人がアマゾンで購入した「iPod mini」に触わってみた。
写真で見たときは質感がどうかなと思ったが、
実物は仕上がりも良く、色(ピンク)も落ち着いている。
何よりも、手に取ったときのサイズと感触がいい。
大人の手のひらにしっくりとなじむ。
操作方法はクリックホイールといって、私の持っているiPodより随分使いやすい。
ただ4Gの容量にはとても満足できない。
1,000曲持ち運べる、というのがウリだが、実際に曲を入れてみると4Gはあっという間に埋まってしまう。
もちろん、こまめに曲を削除すればいいのだが、余力があるのに超したことはない。
20GのNew iPodと、このminiとの価格差は約5,000円、悩むところだ。
miniの容量アップも噂には上っているらしい。
しかし現時点では、スペックから見て、
どうしてもコンパクトでないとイヤ、という人以外はNew iPodで決まりだろう。
ハラハラしどおしの90分だった。
ともあれ、1−0での五輪初勝利、おめでとう。
これで予選リーグを1位通過することが濃厚。
決勝トーナメントを有利に戦える。
メダルは夢ではない、
次のナイジェリア戦も気を緩めないで頑張ってほしい。
セリーグの首位攻防戦、
今夜のドラゴンズVSジャイアンツは5−1でドラの完勝。
この3連戦でのドラの勝ち越しが決まった。
落合は選手としては好きでなかった。
ドラの監督に就任したときは、おい待てよと思ったものだ。
しかし、今シーズンの試合ぶりを見ていると、
なかなかやるじゃないのと感心する。
「オレ流」などというマスコミの造語の意図するところはよく分からないが、
ここぞというときに、取りこぼしがないのが強みだ。
いよいよアテネ五輪が始まり、世間の関心はプロ野球から遠のく。
その間に、落合ドラは着実に白星を重ねていきそうな勢いだ。
現在のところ、ジャイアンツとのゲーム差は5、
しかしゲーム差以上に、負け数の差8というのが大きい。
優勝の文字、おぼろげながら見えてきた。
大貫妙子のまわりには、いつも腕利きのミュージシャンが集まる。
10代でシュガーベイブを結成したときの山下達郎、
ソロになってから、アレンジやバックミュージシャンとして支えてくれた坂本龍一、
その後も、ヴァイオリンの中西俊博、小林武史など、そうそうたるメンバーだ。
15年くらい前、名古屋で聴いたライブでのこと。
バックのメンバー紹介で、彼女は若いキーボード兼アレンジャーを褒めちぎっていた。
後に、MY LITTLE LOVERやMR.CHILDRENのプロデューサーとして有名になる
小林武史であった。
彼女に目利きのセンスがあるのか、あるいは、自然に有能なミュージシャンが集まってくるのか。
そんなこともあって、彼女のアルバムやライブは派手さはないが、常に時代の先端であった。
「突然の贈りもの」は78年の3rdアルバム「ミニヨン」で歌われた初期の作品。
永らく音信が途絶えていた昔の恋人から、突然、花束が届く・・・
戸惑いながらも、感傷にひたる女性の心を描いた歌詞と
いつものピュアな歌声が心に染みる。
後に、溝口肇のチェロ、中西俊博のヴァイオリン、F.レザ・パネのピアノ、清水靖晃のサックスなど、
アコースティック楽器をバックに再録音したヴァージョンが、私は好きだ。
アルバム名は「Pure Acoustic」。
ライブ会場だけの限定販売で、当時は幻の名盤といわれた。
その後は一般発売もされたようだ。
大貫妙子のオフィシャルサイトを見たら、
季刊誌「Arne」(アルネ)でCD紹介の連載が始まるらしい。
アルネは大橋歩がひとりで企画・編集・写真・取材などを手掛けている。
もし私が雑誌編集を職業として選んでいたのなら
こんなのを目指していたであろうと思う。
さあ、大貫妙子がアルネの紙上で
どんなCDを紹介してくれるのか今から楽しみだ。
開店以来、あまりいい評判は聞いてなかったので、
「バンビーナ」を訪れたのは昨夜が初めてだった。
結論を先にいうと、正統派のイタリアンレストランで大変おいしくいただけた。
今まで、人の噂だけで行かなかったことを後悔した。
味はもちろんのこと、雰囲気も、店員の対応も岐阜では上位にランクされる。
ただ場所が悪すぎる。JRの駅ビルに隣接しているとはいえ、
初めて行く人にはとても分かりづらい。
窓からの景観も最悪で、これなら窓なんてつくらず、壁にすれば良かったのにと思う。
このあたりが大きな減点要因。
しかし全体のバランスは、
似非イタリアンレストランがタケノコのように開店している中
「アンジュ」に次ぐ真っ当なイタリアンだと評価する。
夜はそれほど混雑していなかったが、ランチは大変な人気らしい。
もっと多くの人に知ってほしい名店だ。
友人からメールが届いた。
「打ち水大作戦」にぜひ参加してほしいと。
何をするのか・・・
日時を決め、残り湯など二次利用水をつかって、
みんなで、いっせいに打ち水をする、たったそれだけのこと。
これだけでも、ヒートアイランド対策になるという。
まあ、それは眉つばにしても、
ヒートアイランドへの関心を持ってもらうには悪くない催しだと思う。
8月18日(水)から8月25日(水)を打ち水週間とし、
さまざまな試みや観測が行われる。
私たちがすべきことは、2つの水の日の正午に、いっせいに打ち水をすること。
8月18日(水)正午
8月25日(水)正午
共感できる人は、ぜひ参加してみて。
詳しくは公式サイトを。
車で片側1車線の狭い道路を走行中、ハトが数羽、道路を横断しようとしていた。
そのうち飛び立つだろうと、スピードを落として走り続けると、
ほとんどは飛び立ったものの、1羽だけぼうっと突っ立っている。
あっと思ったときは遅かった。
「クチャ・・・」
車を止めバックミラーを見たら、死んでた。
おい、逃げろよなぁ、おまえ・・・
あっ、写真はイメージです。
名古屋発の本屋兼小物屋「ヴィレッジヴァンガード」、
遊べる本屋、をコンセプトに、今や全国に150店舗まで拡大している。
なんと、あの六本木ヒルズにも出店しているという。
昔からあの雑然とした空間が大好きだ。暇があると足が向いてしまう。
今日も2時間ほど時間をつぶしてきた。
変な雑貨やお菓子、何なのかわからないものが多い、
一方で、きちんとしたコンセプトで並べられたCDや書籍類には感心する。
商品に付けられている説明文もユニークで、これを読んでるだけで飽きない。
私がもし転職するなら・・・
ヴィレッジヴァンガードのバイヤーもしくは店員がいいな。
近所の「東山亭」は、本格的なフレンチレストラン。
築100年を超える蔵を改築してオープンしたのが5年前。
主に口コミでファンが広がり、今では味と雰囲気を楽しみに店を訪れる常連がたくさんいる。
絵や置物がこれ見よがしに置いてある店内は、正直言って私の趣味ではないが、
料理の味は本物だ。
シェフは名古屋市内の某シティホテルで腕をふるっていた。
今日は私の家族と妹夫婦の7人で訪れた。
本来なら小学生以下は入れないという。
2階の個室を使うということで、お許しを得た。
肉と魚をメインにしたフルコースで、これだけの味なら
1人4,000円弱はとてもお得だ。
ランチは2,000円台でも用意されているが、ぜひフルコースをお勧めする。
アジアカップの決勝戦、日本VS中国は、3-1で日本の勝利。
ジーコのさい配には、相変わらず問題ありだが、
選手の頑張りには心から拍手を送りたい。
中国のサイド攻撃はなかなか見事だった。
精度がもっと高くなったら、大変な驚異になるだろう。
大会全体を通して、アジア全体のレベルアップをこの目で見た。
日韓W杯で、韓国がベスト4、日本がベスト16となり、
この2国が、アジアでは頭ひとつ飛び出したと思ったのはつい2年前のこと。
それが幻想であることは、今大会ではっきりした。
ドイツW杯のアジア予選が再開されるが、まずはアウェーのオマーン戦、
簡単には勝たせてくれないだろう。
そして来年の最終予選は、今大会以上の厳しい試合を覚悟しなければならない。
1カ月ぶりに散髪へ行ってきた。
もう30年近く同じ理容室に通っている。
イスが7脚あって、この地方ではまあまあ大きなお店。
オーナー夫婦以外にも従業員が5、6人。
私の担当はオーナー、
3年前までずっと奥さんだったが、体調を崩し、今は店に出ていない。
そのご主人も今日は風邪で休みということで、
ときどき店に出ている娘さんに刈ってもらった。
ここの看板娘で、背が高く、透けるような白い肌が魅力的な女性。
10代のころから、ちょくちょく店に出ていたのでよく知っている。
その彼女も今は2児の母。
わが家と同じく娘が二人なので、子どもたちの話に花を咲かせた。
私が初めて購入したポップスのLPレコードは、
ポール・サイモンの「ひとりごと」。
2枚目がサイモン&ガーファンクルの「グレイテスト・ヒッツ」。
なぜポール・サイモンのソロアルバムを先に買ったのかは思い出せない。
たぶん、当時のラジオや雑誌で大絶賛されていたからだろう。
今までにこのアルバムを何百回聴いたことか。
このアルバムが偉大である理由は、
ひとつに、ポール・サイモンのコンポーザーとしての才能が開花したこと、
もうひとつは、バック・ミュージシャンの演奏の素晴らしさ。
曲によって3カ所に分けて録音されている。
それぞれミュージシャンが入れ替えられ、曲調もまったく違ったものとなっている。
A面1曲目を飾るのが「僕のコダクローム」。
この曲は、マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでの録音。
米国南部のアラバマにある、このスタジオは、すご腕のミュージシャンぞろい。
後に、多くの名盤がこのスタジオから輩出されている。
マッスル・ショールズに関しては、また後日、書くことにする。
とにかくこの曲を聴いてほしい。
堅実にリズムを刻むドラムスとベース、パーカッシヴなピアノ、
玄人好みとはこういう音をいうのだろう。
ほかにもJ.S.バッハのマタイ受難曲に触発されて作曲した「アメリカの歌」。
「夢のマルディグラ」「素晴らしかったその日」・・・
今でも色あせていない、聴きごたえのある曲が10曲、ずらりとそろっている。
私の音楽遍歴の原点が、このアルバムにある。
アテネ五輪まであと1週間と迫った。
私の住んでいる地方では、
初出場でメダル候補の女子ホッケーチームに注目が集まっている。
安田監督をはじめ、多くの選手がこの地方出身または在住なのだ。
地元の高橋尚子がマラソン代表に選ばれていたら、
当然、マスコミは彼女ばかり追っかけていただろう。
幸か不幸か、高橋は落選した。
代わりにスポットライトが当たったが女子ホッケー。
残念ながら地味なスポーツである。
選手たちはマイナー競技ゆえの悲哀を何度味わってきたことか。
しかし世の中、何が幸いするかわからない。
この地味でカネがないことが、逆に注目される要因になった。
大黒摩季は彼女たちのために「ASAHI」という歌をつくりCDにした。
和田アキ子は自分の番組の中で支援することを明言し、彼女自身も寄付をした。
早大スポーツ科学部の学生たちは、
寄付金集めのため、ネットオークションを利用した。
さらにはマクドナルドが公式スポンサーになり、
選手はハンバーガーが無料で食べ放題になった。
心配なのは、良い成績を残せなかったときのこと。
きっと何事もなかったかのように忘れられてしまうんだろうな。
スポンサーのマクドナルドもいつまで支援してくれるか心配。
広告塔としての価値がなくなったと判断したら、撤退するのは早いかも。
とにかくメダルと取るしかない。
注目されただけプレッシャーも大きいが、何とかがんばってほしい。
初戦は8月14日、14時30分、相手はあの中国だ。
絶対に負けられない戦いがここにもある!
フォークソングを聴きはじめたのは中学2年のころ。
ラジオの深夜番組から流れてくる曲を、むさぼるように聴いていた。
まだラジカセを持っていなかったので、録音するすべがない。
1曲でも多く聴きたいがために、遅くまで起きていたものだ。
よしだたくろう、井上陽水、かぐや姫はすでにヒット曲を連発し、時代の先端を走っていた。
そんな中、地味ではあるけれど、私の心をとらえたのが加川良。
初期の作品はほとんどがギターの弾き語り。
ギター1本で国内を飛び回り、ライブ活動を続けていた。
何度か生のライブを見た。
曲もさることながら、誠実そうな性格にひかれた。
感受性の高い中学時代、
ちょっとしたことに傷つき、落ち込み、部屋に引きこもったとき聴いた彼の歌。
語りかけるような歌声に、何度、いやされたことか。
「流行歌」は初のライブアルバム「やあ。」の1曲。
ライブアルバムとはいえ、全曲が初録音。
ほとんどの曲が名ギタリスト、中川イサトとのギター2本での弾き語り、
名が売れるにつれ、バンドを従えて活動するようになった他のフォークシンガーと違って、
とても新鮮に感じた。
15年ほど前、仕事で秋田の人と酒を飲む機会があった。
Mくんといった。
ひょうんなことからMくんが、加川良のファンであることを知った。
彼の一番好きな曲も「流行歌」だった。
仲良くなり、わが家に泊まりに来たこともあった。
数年後、心臓病で突然この世を去った。まだ30代半ばであった。
彼の日記や走り書き、手紙、詩などをまとめた遺稿集のタイトルは、
Mくんの大好きだった、この曲の詞から取られた。
「僕は僕のことが好きでありますように。」
帰宅したらWOWOWから宅配便が届いていた。
品名はTシャツと書いてある。
開けてみると、赤とモスグリーンのTシャツが、ペアで入っていた。
同封されていたペーパーによると、
WOWOWが行った「UEFA EURO2004 TMフェスタ!」の
A賞「フェスタ!プレミアムTシャツ&DB07Tシャツ」当選。
ユーロ2004が始まる前に、たぶん応募したのだろう。
情けないことに、あまり覚えてない。
そういえば、このTシャツを着ているベッカムの写真を見た覚えがあった。
なかなか、かっこ良かった。
ところが届いた現物を見ると「あれ〜?」なのである。
たぶん着ることはないだろうと思い、ヤフオクでどれくらいの値が付いているか確認した。
何枚か出品されていたが、ペアで980円でも入札がない。
500円だと一人入札。
こんな状態だったので、転売するのはやめた。
この夏、真っ赤なTシャツを着てみようと思う。
似合わないだろうな、たぶん、いや、絶対・・・
そうそう「DB07」の意味は、David BeckhamのDB+背番号07であろう。
仕事では、打ち合わせや会議でもない限り、
机に座っている間はほとんどPCに向かっている。
当然のことながら、文字を手で書くことはめっきり少なくなった。
そんな中で、愛用している筆記具が、ファイバー・カステル社の「E-MOTION」。
シャープペンシルの芯が太いものをイメージして欲しい。
私は小さな字が書けない性分なので、こうした太芯がお気に入りである。
しかも胴の部分が太くなっていて、とっても持ちやすく、書きやすい。
そして見た目も美しい。
この「美しい」という点を強調したい。
胴の部分の素材は木製や金属製などいろいろあって、
私のものはカエデの木を使っている。
長年使っている間に汗が染み込み、いい味を出してきた。
今後も、無くさないよう、大切に扱っていきたい。
文房具は、どこに置き忘れるのか分からないが、よく無くしてしまう。
一方で机の中を見ると、いつの間にか知らない文具が増えている。
どこからわいてくるのだろう、不思議だ。
慶応大学SFCの学生を中心としたアマオケ「インクライネスオーケストラ」のサイトで
面白いものを見つけた。
「世界初、心理学的分析に基づく本格的作曲家占い」というのだそうだ。
ぜひあなたも試してみては。
ちなみに私は「シベリウス (類似度 97%)」
シベリウスなあなたのための人生指南:
(前略) 恋愛に関しては奥手ですが、一人の人を大切に思いつづけます。
息の長い恋愛生活、結婚 生活を送れるタイプです。
うーん、うつくしい人生だ、うらやましい(他人事・・・)
「君は心の妻だから」は演歌ではなく、ムード歌謡と言うのだそうだ。
昭和44年のヒット曲だから、私が小学4年生のとき。
自宅にシングルレコードがあったのを覚えている。
もちろん詞の内容など分からずに聴いていたが、
テレビでは、ギターを抱えたひげ面の鶴岡雅義と、
髪を7:3分けにした色男のリードボーカル、三条正人が対照的で、印象に残っている。
「ぼくの小指を口にくわえて、涙ぐんでた君よ。
ああ今でも愛している、君は心の妻だから」
「君のうなじのあのぬくもりが、忘れられない今日も。
ああ思えば涙が出る、君は心の妻だから」
なかにし礼の詞は、艶があって好きだ。
「小樽の人よ」とともに、私のカラオケの十八番。
人によると、私の甘い声が、この曲に合うのだそうだ。
何人の人妻を泣かせたことか、ふふ・・
すごい試合だった。
間違いなく、ジーコ・ジャパンのベストゲーム。
ヨルダンとのPK戦といい、こんな奇跡が2試合も続いていいのだろうか。
試合は前半早々に失点し、早くもビハインド、
日本の猛反撃が続くが惜しいところでゴールにならない。
前半40分に、遠藤が不可解な判定でレッドカード、一発退場。
以降、日本は一人少ない10人で戦うことになる。
後半3分に、途中出場の中田が見事なヘディングシュート、同点。
さらに玉田がドリブルで相手ディフェンダーをかわし、
角度のないところから思いっきり蹴ったシュートが、見事にゴール左上に突き刺さる。
逆転だ!
しかしこの時点で、残り時間は30分以上。
守りきれるだろうか、正直いって不安だった。
硬直状態が続いていたが、残り15分、不安は的中する。
バーレーンに同点ゴールを許してしまう。
ここからはお互いチャンスを迎えるが得点には結びつかない。
そして後半40分、逆転ゴールを許す。
一人少ない日本、残り少ない試合時間、もうこれまでかと思った。
ところが、ところがロスタイム直前、中澤がダイビングヘッド、これで奇跡の同点。
延長に入ったが、一人少ないというハンディは消えない。
相手より運動量が多くなるのは当然で、ボディブローのように全員のスタミナを奪っていく。
しかも延長戦はゴールデンゴールではなく、前後半の30分をフルに戦わなくてはならない。
延長前半3分、またまた玉田がDFを振り切り、キーパーの動きを冷静に見て、
ゴール右隅にシュート。奇跡は再び起きた!これで日本がリード。
この1点を守りきれるか、時間はまだ十分にある。
延長も後半になると、疲れとピッチの状態の悪化で、両チームとも足を滑らせる場面が目立つようになる。
バーレーンの攻勢は続く。
しかし、シュートが外れる、ゴール前で空振りする・・・
疲れがピークにきているのは日本の選手だけではない。
主審のホイッスルが鳴り響いた。
勝った、死闘に勝った。
テレビの前でガッツポーズを取ったのは、私だけではあるまい。
MVPに誰かの名前を挙げろというなら、玉ちゃんとボンバー中澤であろう。
でも選手全員にありがとうと言いたい。
さあ、決勝だ。中国と戦おうじゃないか。
今日の、日本VSバーレーンのような試合を目の前にして、
「ああ、今日はスタジアムに来てよかった、いい試合が見られて幸せだった」と思うどころか、
選手に対してブーイングをし続ける観客(サポーターではない)の前で、
中国のナショナルチームをを叩きのめしてほしい。
ジェームス・テイラーは60年代から活躍しているシンガー・ソング・ライター。
暖かく包み込むような歌声、説得力のある歌詞、優れたギター・テクニック、
そして彼を支える優秀なバック陣、どれも魅力的だ。
「バーテンダーズ・ブルース」は、77年に発表された8枚目のオリジナル・アルバム「JT」の1曲。
カントリー&ウエスタン風の、のんびりとした曲調が、彼の声にぴったり。
サビの部分ででハモるのは、バッキング・ヴォーカルのリンダ・ロンシュタット。
これが実にいい。
リード・ヴォーカルを食ってしまうくらい大きく印象的な歌声は、
すぐに彼女だと分かる。遠慮という言葉はないのだろう。
ジェームス・テイラーは、ザ・ビートルズが設立したアップル・レコードからデビュー。
しかしトラブルがあり、このレーベルを追い出される。
その後「ファイヤー・アンド・レイン」がヒットするとともに
キャロル・キングが彼の「You've Got A Friend(君の友だち)」を歌って一躍、注目を浴びた。
「JT」は、一般にはそれほど評価されていないが、私は初期のどのアルバムより好きだ。
既に、シンガー・ソングライター・ブームが終わった後で、
ジャンル分けするなら、いわゆるAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)に当たる。
シンガー・ソング・ライターの草分けであった彼が一皮むけて、この時代まで生き延びたのは、
彼自身の魅力もさることながら、取り巻きに優れた音楽仲間がいたからこそ。
バックバンドのラス・カンケル、クレイグ・ダージ、ダニー・クーチマらが、
JTサウンドの縁の下の力持ちである。
このアルバムでも、最上の演奏を聴かせてくれる。
片山恭一の「世界の中心で、愛をさけぶ」
参ったなあ、どうしてこんなに売れるんだろう、というのが読後の正直な感想。
内容が薄っぺらすぎて、私にはついていけない。
読むつもりはまったくなかったが、偶然、本を自宅で見つけた。
家族のだれかが買ってきたらしい。
暇だったので、読み始めた。
途中、何度もやめようと思ったが、最後まで読み終えた。
あれよあれよという間に終わったという感じ。
だからといって、おもしろかったわけではない。
朔太郎をはじめ、登場人物の誰にも魅力を感じなかった、ということに尽きる。
感動した人も多いらしい。どうぞご勝手に。
映画やドラマもあるという。まったく興味なし。
昨日、イベント会場で、パック入りの「くんたま」が売られていた。
早速、購入して食べてみた。味が黄身まで染みていて、うま~い。
くんたま、こと、薫製たまごは、学生時代、
新幹線で帰省するときに、よくキオスクで買って食べたものだ。
あのころは、ビニールのネットのようなものに入っていた。
昔は結婚披露宴のご馳走の中にも金色のくんたまがあって
私の好物だというので、父はいつも持って帰ってきてくれた。
ゆで卵はあまり好きではない。特に、半熟のものは苦手。
しかし、くんたまは平気。それどころか、いくつでも食べられる。
イベント会場で買ったくんたまは、正式には薫製味たまごと記されていた。
略すなら「くんみたまご」か。
やはり、くんたま、の方がおいしそうに聞こえる。
最近はラーメンにも入っていることがあり、これがまたよく合う。
私はシンプルに、そのままビールのつまみにしようと思う。
イベント会場では、6個1パックで販売されていて、皮が土色のものと、金色のものとがあった。
迷わず金色を選んだ。
中学、高校時代にLPレコードを買うのは、大変勇気のいることだった。
当時、小遣いが1,000円か2,000円の時代に、LPは1枚2,500円。
数ヵ月貯めてやっと1枚買えるのだから、厳選せざるを得ない。
その中学時代に買った数少ないLPの1枚が、ジョルジュ・ムスタキのベスト盤。
「私の孤独」「傷心」「17歳」などヒット曲がずらり並んでいた。
中でも「生きる時代」は、繰り返し針を落とした懐かしの曲。
アメリカのシンガーソングライターとは一線を画した、
知的で思想を含んだ歌詞に魅せられた。
風ぼうも一種独特で、哲学者のよう。
しかし見かけとは違い、彼の人生は波乱に満ちている。
キャバレーやクラブで歌っていたときの、エディット・ピアフとの運命的な出会い。
ピアフ41歳、ムスタキ23歳、身も心も彼女の洗礼を受けた。
このとき、ピアフに捧げた名曲「ミロール」を作詞。
しかし二人の関係は長続きしなかった。
その後、シャンソン歌手としてメジャーデビュー。
ヒット曲にも恵まれ、世界中を舞台に活躍するようになる。
70歳を過ぎた現在も、歌手としての活動を続けているらしい。
一度は生で聴いてみたいシンガーだ。
iPod miniの予約が殺到し、1カ月以上待たされているらしい。
周りでも、予約している人が少なくない。
一方で、miniの発売日の4日前に発表されたNew iPodが、
順調に売り上げを延ばしているという。
わかるような気がする。
デザイン面での完成度はiPodの方が上だし、
4Gと20Gと記録容量が大きく違うのに、価格は5,000円高いだけなのである。
New iPodは、miniと同じクリックホイールを採用し、
連続再生時間が延び、小さくなっているのに、前のモデルより安い。
いいことずくめなのだ。
もしiPodの購入を勧めるとすれば、断然、miniより標準サイズのものだろう。
ところで、心斎橋に建設中の国内2店舗目のApple Storeは、
8月28日にオープンするらしい。
残念ながらL.A. にいる日なので、開店日に駆けつけることはできない。
落ち着いてから、じっくり見に行くとしよう。
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