千夜千曲<21> Ready To Take A Chance Again/Bally Manilow
大好きな映画に「ファールプレイ」がある。
いわゆるB級サスペンスコメディだが、
ゴルディ・ホーン、チェビー・チェイス、ダドリー・ムーアなど渋い俳優が勢揃い。
この手の映画を作らせたらピカイチの
コリン・ヒギンズ監督の演出が冴えわたった、実によく出来た映画だ。
今はVHSでもDVDでも手に入らないのが残念。
さて、この映画の冒頭で使われているのが
バリー・マニロウの「愛に生きる二人(Ready To Take A Chance Again)」。
印象的なメロディと、どこまでも甘いバリーの歌声が魅力だ。
私が初めてバリーのステージを目にしたのは20代の前半。
会場は見渡すかぎりおばさまばかり、少々恥ずかしかった。
しかし実に魅力的なショー(コンサートとはちょっと意味合いが違う)で、
エンターティナーとはこういう人のことを言うんだと納得した。
アンコール、アカペラで「One Voice」を歌い始めたときに鳥肌が立ったのを
昨日のことのように覚えている。
「ファールプレイ」にはバリーの大ヒット曲「コパカバーナ」も挿入されており、
ゴルディ・ホーン、ダドリー・ムーアが初めて出会うバーで流れる。
余談だが、この映画でのダドリー・ムーアは端役であるにもかかわらず
完全に主役の二人を食っている。
品のなさは許していただくとして、機会があればぜひ見てもらいたい映画だ
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Comments
「バニー・マニロウ」・・懐かしい名前です。
わたしもレコードで何度も何度も聞きました。
あのころ、ボブス・キャックスもよく聞きました。
レコードは実家に大切にとっていますが、なかなか聞く機会はありません。
Posted by: yuko | August 18, 2004 10:13 PM
Hey there, I think your blog might be having browser compatibility issues. When I look at your website in Firefox, it looks fine but when opening in Internet Explorer, it has some overlapping. I just wanted to give you a quick heads up! Other then that, fantastic blog!
Posted by: csrracinghackworking.wordpress.com | August 29, 2014 09:10 AM