アクア・トトぎふ(淡水魚水族館)
自宅から歩いて行ける距離に水族館「アクア・トトぎふ」がオープンする。
昨日、今日と内覧会が開催されており、招待券が手に入ったので出掛けてきた。
ここは海のない岐阜県らしく、淡水魚を中心とした水族館で、
世界の河川・湖沼に生息する魚類や両生類、動植物などを展示している。
魚類・両生類は約220種、2万5000点に上り、淡水魚水族館としては世界最大級という。
淡水魚と聞くと地味な、暗いイメージがあるが、実際はそうではない。
世界には色のきれいな魚、ユニークな形や生態の魚などがたくさんいる。
ここの目玉はメコン川流域に生息するメコンオオナマズ。
どんなごつい顔をしているのかと思いきや、凹凸がなく、つるんとしていてかわいい。
「癒し系」と言ってもいいくらいだ。
ナマズは見かけとは違い、とても神経質で、
メコン川から運ぶときにも、拒食症になって関係者を困らせたらしい。
今は、新しい水槽にも慣れ、元気な姿を見せてくれている。
海水魚に比べ淡水魚は、動きが鈍い。
言い方をかえれば、いつも悠然と泳いでいる。
アマゾン川に住むアロアナ、ピラルクーがいい例だ。
ぼうっとながめているのには、これくらいの動きがちょうどいい。
今までの水族館の機能に、教育とエンターテイメントの要素を加えた
新しい時代の水族館を目指すという。
たしかに、今までにない凝った展示が何カ所かあった。
この水族館、あまり期待していなかったのだが、
なかなか楽しめる、そんな印象を持った。
大人の入館料は1,400円、ちょっと高いか。
ただし、年間パスポートは2,800円。
最初、桁を間違えているのではと思ったが、これで正しいらしい。
早速、家族4人分を購入することにした。
正式なオープンは7月14日。
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